個展

俺のじゃないです。でも、展覧会のお知らせ。
知ってる人の、という訳でもないけれど。
長野日報に地域 : バイパス造成で取り壊し 17日から堀内さん夫妻自宅で作品展という記事が出てた。
153号線のバイパスで自宅の取り壊しがきまったご夫妻が、最後の思い出にと自宅で書道や工芸品の展示をされるそうだ。なんて素敵なんでしょう。奥様は書道芸術院審査員 (!) で、ご主人は元小学校の校長先生だそうです。文化的だなあ。
行けるかな。でも、行かなきゃね。

きょうのじてんしゃ

66.36km at 26.4km/h (2h30m37)
心拍計買ったので、平均・最大の心拍数と、Sunnto の心拍計が計算してくれる Te (Training Effect) というのを記録しておくことにする。
今日は大学までの往復の間に、日吉まで一往復した。片道 25km くらいかな。
帰りは自宅までの最短経路を通ってみた。すごく近いんだけど、道が狭いので、昼間はあんまりとばせない感じ。最後に激坂の下りがあり、これ上ったら楽しいかなあ、と思った。

leg

Time

Av HR

Peak HR

Te

1

30m57s

149

176

3.2

2

63m19s

156

185

4.3

3

65m52s

159

184

4.2

4

26m52s

131

161

2.4

吉祥寺うろうろ

ソフトクリームが食べたくなったので、気になっていた「立吉」にいってみた。
吉祥寺駅南口の丸井の脇から井の頭公園へ向かう途中にある。
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これは、おいしいです。
ついでに近所をうろうろ。
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ちょっと路地を入ると、海辺にありそうな感じのお店が突然出現。お魚おいしいかな。こんど行ってみよう。
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どこから入るかというと、「いせや」の前。駅の近くにもあるけど、どっちも大繁盛です。焼き鳥おそるべし。
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ドイツソーセージのお店っぽいのもある。いいなあ。
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雑貨屋さん。
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お店の人は自転車好きなのかしら?
しかも、うしろに置いてあるのは、ホンダ NSR ですね…
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駅に戻ると、
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自動改札が故障なのか、全部しまっていて、えらいことでした。
結局全レーンが開放されて、降りる駅で精算。

中央構造線サイクリング大会、もしくは僕と南信州 (その 0.3)

大会の記事のつもりが、まだ全然スタートしてすらいない訳ですが、一方で始終一緒に走っていた京介さんの blog では既にゴールしてしまっており、そろそろ書かなあかん、と焦る日々です。しかしね、仕事が…
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そんなこんなで、上伊那で写真を撮ることに全力を捧げたような気がする、高校から大学3年くらいまでの6年間。最初は飯田線を撮ることからはじまったけど、好きだった貨物列車がいつの間にかなくなり、だんだん線路から離れて歩くようになり、そのうち伊那市の西春近公民館で写真展なんかやってみたりして。個展なんて身の程知らずだよなあ、と、今にしてみれば思うけれど、でも、当時の僕の写真は、今にして思えば、すごかった。なんというか、前のエントリで書いたように、僕はここにいる、ということのすべてを、写真だけで表現しようとしていたのだ、と思う。もうあんな写真は、一生撮れないかもわからんね。
それで、線路から離れて歩いて写真を撮るようになったり、
友人たちとしょっちゅう信州に行ってはあちこちで遊んだりして、
ますます、南信州に深入りしていった。ほんとによく通ったよなあ…
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さて、そろそろ自転車の話をしよう。
僕は運動が苦手だったし、まさか自分がロードレーサーに乗って、峠を走るなんていうことは、想像したこともなかった。でも、自転車は好きだったし、持久力には自信があった。
旅の手段としての自転車、というものを認識したのは、1995年の阪神淡路大震災の直後。いつものように、豊橋から飯田線の一番電車に乗るつもりで、大垣行きの夜行列車を待つ列に並んでいたときだった。
一緒に並んでいた大学生のお兄さんは、輪行袋を抱えており、これから四国を走りに行くんですよ、という話をしてくれた。僕は四国に行ったことがなかったし、何よりも、知らない土地を自転車で走る、という想像に非常にわくわくした。当時はまだ神戸周辺の罹災地域の鉄道が復旧しておらず、代行バスには自転車載せてくれるのかしら、とか、まあダメなら組み立てて走ればいいし、という話をしたのをよく覚えている。
当時は、そういう自転車をどこで売っているのかも知らなかったし、写真を撮ることだけで精一杯だったこともあって、まだ、それを自分でやろうとは思わなかった。だけど、駅からどこへでも歩く、というのは、それはそれで大変で、ああ、自転車があればいいなあ、と思ったことは、一度や二度ではなかったのも、それはそれで事実。なにしろ、僕のお気に入りの河原までは、田切駅から歩いて40分くらいはかかるのだ。自転車なら、大会前や、飯島を拠点にどこかへ行くときの、いつものトレーニングコースに入っており、10分かからないくらいだけどね。
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それから何年かして、大学院に入った僕は自転車通学をするようになる。
理由は単純で、終電とか関係ないから。自転車に乗るのは、かっこよく言えば、自由を獲得するためだった (笑)。
自宅から大学までは多摩川沿いの 10km を入れて、片道 20km くらい。昼間は気持ちいいし、夜は暗くて運転に注意が必要なのを除けば、けっこう夜景がきれいだ。最初は3段変速のママチャリだった。だけど、多摩川を毎日のように走るようになると、やっぱりロードレーサーの人たちには勝てないし、最高に気持ちよさそうな訳で。
それで、大学院一年目が終わろうとする冬に、近所のホームセンターで、マルキン自転車が作っている、Benetton Fomula 1 ブランドの、MTB っぽい自転車を買った。シマノの、そういう自転車向けのなんとか 050 というコンポで組まれており、フロント3速、リア7速で、リアディレイラーはなんとローノーマル (当時は、ちゃんとした MTB 用のパーツでローノーマルは XTR だけだった!)。フロントサスがついており、最高に楽しかった。
26/1.95 だったブロックタイヤをスリックに交換してみたり、26/1.5 とか 26/1.25 にしてみたり、半年くらいのうちにいろいろと手を入れて、すごく楽しかった。しかし、結局のところ 42×12 くらいのギア比では多摩川なんかの平坦路であっという間に回しきってしまい、全然スピードが乗らないのだった。重かったしね。ダメだな、と思ったのは、26/1.25 くらいのタイヤで、100psi (つまり 7気圧) 入れて 246 を走ってみたとき。いま考えるとシングルウォールのリムに 100psi って大冒険なのだけれど、ロードレーサー並みの気圧にして、どこまでいけるか、というのを試したときに、こりゃ俺はロードに乗るしかない、と思った。
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それで半年後、Giant の FCR-1 というフラットバーロードを購入。9 速の Tiagra で組まれており (当時のその価格帯の Giant の自転車はほぼシマノ純正で組まれており、非常にコストパフォーマンスがよかったと思う)、10 万をちょっと切る値段。飯田の「自転車のトライ」での通販で、防犯登録が長野県なのが、ちょっと嬉しかった。
すげー速い! 52×12 なんて平地で踏めないぜ!!
というわけで、全然人生が変わった、そんな瞬間。
それでいきなり飯島から杖突峠を越えて甲府まで。きつかった。
それからというもの、週末には後輩とあちこちの山を走り、
長期の休みになれば信州を走り、という生活。
まだ長距離を走るコツも、自分なりの旅の装備もできあがっていなかったけど、最高に楽しかった。
Lance Armstrong が Tour de France で4勝目を挙げた夏だった。
結局、この自転車には4年ほど乗り、8000km くらい走っただろうか。
いろいろいじったり調整したりして、最後はドロップハンドルの、ちゃんとしたロードレーサー仕様になっていた。国内の学会にはたいていこれを連れて行って、台風の島原半島を走ったりとか、いろんな冒険をした。おかげで、いい大学院生活だったと思う。
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そのあと組んだのがいまの自転車。CrMo のスチールフレームで、俺が乗るとぶっちぎりに速いのに、最強に渋くてかっこいいという評判。多少重たいけれど、FCR-1 でいろいろ試した結果の、自分に合った仕様で組んでいるので、上りも下りもガンガンいけるし、 3年目でほとんど何もパーツを交換せずにきている。まだ走行距離は 6000km くらいだけど、この自転車とは長いつきあいになりそうだ。
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この自転車に乗り換えてからは、伊那周辺をあちこち走りつつ、浜松から佐久間を経て県道1号を阿南のあたりまで走ったり、富士見から Tour of Japan の飯田ステージを見に行ったり、ずいぶんと南信州を走ったと思う。まだまだ、行ってみたいところは尽きないし、今年の夏もなんとか時間を確保して… と思っているところ。
さて、そんなわけでいよいよ次回、今年の中央構造線サイクリング大会です。
あっ、
いまの自転車では、月の近くにもいきましたよ。
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めじろ

今朝、駅にいく途中でなんだか見慣れない鳥がいるなー、と思ったら、巣立ったばかりのメジロの雛だった。小さいうちは目の周りが白くないのね。体型がなんとなくヒヨコっぽくて、これから身長が伸びて大人になるのだなあ、と思った。
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全然動かなかったので、もしかして巣から落ちたのかしら、と思って近寄ったら、10cm くらいの高さを飛んで逃げていったよ。がんばれー。
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ゲノムひろば

毎年恒例になった ゲノムひろば にいってきた。予算の都合で今年で最後かもしれない、という話もあるのだけれど。
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去年までは比較ゲノム解析ソフトウェアの話で、それでもけっこう普通の人に楽しんで話をきいてもらえたのだけれど、今年はあれですよ、納豆菌。けっこう強烈なインパクトがあったようです。一昨年は大阪天満橋、昨年は名古屋大で、それぞれ2日で1000人くらいの来場者で、それでも一日中誰かとしゃべっている感じでしたが、今年の秋葉原はなんと1日で1000人近い来場者。すごかった。10時からずっとしゃべっていて、途中でご飯を食べにいって、またずっとしゃべって、気がついたら17時で、おしまい。いやー、疲れたね。
しかし、こういうのは楽しい。オープンキャンパスなんかと違って、いろんな年齢層の、興味のある人だけがくるので、こちらとしても非常に刺激的です。
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枯草菌 (B. subtilis subsp. subtilis) で作った納豆 (納豆っていうのかな?) と、納豆菌 (B. subtilis subsp. natto) で作った納豆。発酵が進みすぎて、若干やばかった (笑)。納豆は発酵が進みすぎるとアンモニアが発生してやばい感じなので、賞味期限内に食べましょう。納豆菌は胞子形成するので、かなり不死身で、煮沸したり冷凍したくらいでは死に絶えませんが、冷凍しておけばその間は活性が落ちて冬眠状態になるので、冷凍保存するのもアリ。
そういえば、お客さんのなかに、フジツボの研究しているお姉さんがいらっしゃった。富士山型のいわゆるフジツボは、昨年ゲノムが解読されたらしい (うおー) んだけど、彼女がやっているのは浮遊物に付着するやつで、それとは違うらしい。
海洋生物、ロマンですなあ。いいなあ。
微生物もいいけどね。

FreeBSD + ZFS + QEMU + Windows

研究室では学生が Windows を使うので (こまったものだ)、大学がライセンス導入している Symantec Antivirus の Corporate Edition みたいなやつを使っている。これは、普通に僕らが電器屋さんで買ってくる奴と違って、サーバで集中管理できるようになっており、定義ファイルをサーバから更新したり、サーバから各クライアントをスキャンしたりすることができて、大変便利。
しかし、このサーバは Windows でしか動かなくて、研究室のサーバ部屋を兼ねている僕の部屋には、Windows の動くマシンというのは、ノートパソコンしかないわけです。じゃあ、Antivirus サーバのために一台計算機増やすか、といわれると、それは夏がつらくなるわけで、絶対無理。
幸いにして Antivirus サーバはそれほど重くないので、研究室の samba サーバになっているマシンに QEMU を入れて、WindowsXP を動かしていた。必要なときに vncviewer や rdesktop で画面を覗けばいいし、けっこう便利だったのだ。kqemu (QEMU accelerator) も動くから、けっこう速い。
ところが、最近 QEMU + kqemu をアップデートしたのがきっかけなのか、Antivirus の動作が変わったのか、Liveupdate をしたら急に重たくなり、ディスクのアクセスランプが付きっぱなしでほとんど動かなくなってしまった。FreeBSD 本体は元気に動いているのだが、rdesktop や vncviewer の反応は全然ダメで、qemu の process status をみると、ずっと ZFS への io が続いており、CPU 使用率は 0.5% とか、それくらい。
つまり、ディスクアクセスがボトルネックなのだ。それに加えて、ZFS な領域にディスクイメージを置いていたので、ZFS が足を引っ張っている状態。この ZFS な領域は、頻繁に更新されるものは置いてなかったので、UFS にすることを決意して、34GB のデータを他のマシンのディスクに rsync して、zpool を破棄して newfs した。
そしたら、一番しんどいときでも CPU 使用率が 5% くらい出るようになり、時間はかかるものの、ちゃんと Liveupdate も完了するようになった。
I/O がボトルネックになるのは、こういう virtual machine の常ではあるけれど、最近 FreeBSD に port された、VirtualBox とかはどうなのかしら。まだ安定してなさそうなので、手を出さずにいるのだけれど…
しかし、喫緊の課題は、ZFS やめてディスクがミラーじゃなくなっちゃったので、これを gmirror か何かでミラーすることである。これは、一度止めないとだめだな…