ThinkPad x61 のファン

ThinkPad x61 をしばらく家でサーバとして使っていたのだけれど、起動時に Fan error が出るようになってしまった。ファンは回っているし、Esc 連打で起動するのだけど、さすがに10年を超えているし、別の機材に役目を交代させました。

で、サーバとして使っている間はずっとフタ閉じてたのですが、久しぶりに引っ張り出してみるとキーボードも本体の作りもしっかりしてるし、やっぱり捨てるにはもったいないので、とりあえず Fan error だけでもなんとかしようと。

あけてみると、外から見えているヒートシンクのところとは別に、パームレストの下、PCカードスロットの右に小さいファンがついていて、これが固着している模様。なお、その隣はモデム (!) と WiFi/Bluetooth モジュールです。もう一つ PCI っぽいなにかが出ているのは、WiMax 用のスロットな模様。

非常に薄いファンなのですが、外して眺めると、3箇所金属のツメでとまっていたので、ラジオペンチの先でぐいっとやると、あきました。ファンの羽根の部分もえいやっと引き抜いたら、抜けた。

で、軸受けのところにシリコンオイルを軽く挿したら、ファンが指で軽く回るようになりました。電源を入れたときにも回る模様。その日は Fan error 消えなかったのですが、後日ちゃんと消えました、しばらく子供用にでも使おうと思います。

Ultra96v2 にファンをつけた

新しい Ultra96v2, ファンレスになって静かだわー って思ってたけど、かなり熱くなりますね。ファンをつけるための電源は出ているので、つけましょう。回路図をみると、ファンは 5V なので、いつも使っているNidecの F310R-05LLC にしました。

用意したものは以下の通りです。

– ファン (Nidec F310R-05LLC)
– M2.6の六角スペーサー (20mmだけどたぶん25mmくらいがよい)
– 3mm x 16mm のトラスタッピングねじ (ファン固定用)

基板の4隅のネジを外して一旦ヒートシンクから外してハンダ付けします。TP25が5V, TP26がGNDです。

もともとついているスペーサーだとちょっと短いので、手元にあった 20mm の M2.6 スペーサーに付け替えました。ネジが長いので、ヒートシンクから基板側に飛び出していますが、基板に接触はしていないことを確認しています。自分で交換する時は気をつけましょう。なお、F310Rをつける場合、20mm でもまだちょっと短いです。

3mm x 16mm のトラスタッピングねじで、ヒートシンクの溝の部分にファンを固定します。

下から上、ヒートシンクに向かって吹き付ける向きでつけています。スペーサが短いので、机とファンの間の隙間はネジの頭の分くらいになってしまいましたが、ファンなしと比べると各段に冷えています。やったー!