GLib のバグ?

最近 GLib の key-value file parser がけっこうお気に入りで、使っている。XML もいいけど、手で編集するのは大変だしね。
で、このライブラリでは、
key=value1;value2;value3
みたいに、リストを扱うこともできる。このリストの区切りはデフォルトでは ; なのだが、任意の記号に変えることもできる… はず。
で、区切りをカンマにしたいなー、と思って
g_key_file_set_list_separator(key_value_file, ‘,’);
したのだが、ファイルに書き込まれるのは ; のまま。読むときは , で区切っているらしく、読めない。困った。
バグかしら…

長崎にて

あまり政治のことは書かないようにしているのだけれど。
長崎のホテルで、NHK スペシャルの、アメリカ従軍カメラマンの見た長崎、という番組の再放送をみた。
Joe O’Donnell という、米軍の写真班の人が被爆直後の長崎を撮影し、それを思い出したくなくて写真をトランクにいれて封印するが、ふとしたきっかけでそれを取り出し、公開して核廃絶を訴える運動に身を投じた、という話 (ものすごく短くまとめれば、ね) 。
ちょうどさっき、長崎大学から戻る途中、原爆公園の脇を歩いてきた後だけに、衝撃的だった。
僕は、広島も長崎も、もちろん東京も、復興した現代の街並みしか知らないけれど、でも、戦争というのは紛れもなくここで起きたことであって、自分達自身が繰り返さないようにしなければいけないことなのだ、と、改めて思った。
どうか、繰り返さないで。
Memo: MySpace にある、O’Donnell さんの息子さんの web サイト

名刺

明日から出張。なのに名刺がない、という事件。
夜中にあわててデザインを作り (といっても iWork のをほとんどそのまま)、そしてせっせと印刷する。ま、20枚もあれば余るでしょう。
用紙のストックがあってよかった。
なんか、こんなこと、前にもあったな。用紙は、その時にドンキで買ったわけだが。

6%

今月の IEEE Computer が届いたので、電車の中で斜め読み。
マイクロプロセッサが消費する電力のうち、演算器が使うのはたった 6% だそうだ。
もったいない。もったいなさすぎるね。
なんていうか、マイクロプロセッサというチップは、工学的に洗練されたシステム、という理想にはほど遠いものになってしまったと、そんな気がする。
どげんかせんといけん。
あと、Binary code を動的解析して、FPGA にオフロードするという話が出てた。かっこいいが、いくらなんでも回路生成が大変じゃないかね?
しかし、そういう無茶な発想からしか、breakthrough は生まれないかもしれない。

ねるー

研究室のクラスタに日がな一日計算ジョブを投げまくって、結果をごりごり解析してため息をついて、パラメータを変えてまた計算して、ため息をついて、
あきらめる、そんな午前3時。
おやすみなさい…
でもね、今度はうまく行きそうです。計算が終わるのは、明日の朝どころか、ランチタイムの見込みですけれど。

文連・体連活動報告の時間です

僕らの頃、生徒会が週に一度かな、校内放送をやるようになったのだけれど、まだやっているのかな。文連、というのは文化団体連盟、体連は体育団体連盟で、それの活動報告があったりとか、生徒会のイベント予告・報告があったり、いろいろ。生徒会に係わっていた人々は (僕を除いて) みんな面白くて頭が切れる連中で、ジャーナリストになったり、ベンチャーの社長になったり、大学の教員やら医者やら弁護士になった人もたくさんいる。
で、それはさておき、野球部が甲子園に行くにあたって、正面玄関のあたりがどうなっているか、というのを卒業生は気にしていることでしょう。そういうわけで、チケットを買いに行った折の写真を何枚か。
校舎の前には、朝日新聞かどこかからいただいたらしい垂れ幕がどーんとかかっています。垂れ幕はなんか、義塾らしくないけど、でも、おめでたいからいいでしょう。
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塾高名物の正面玄関の掲示板 (停学とかの掲示が出る、左側のほう) には号外が貼ってありました。
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もちろん應援指導部の掲示板にも出ています。でも、應援指導部はみんな甲子園に行っちゃってるのか、あまり更新されていない感じ…
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應援指導部の部員数は13人だったかな。何度かつぶれそうになっちゃったけど、こうして伝統が守り伝えられることはすばらしいね。頑張ってください!

塾歌斉唱!

46年ぶりの母校の甲子園出場。
前回の出場は 1962 年だから、今年定年退職した父も既に大学生。そんな昔だ。
初戦の相手は、我が信州の松商学園。同級生たちと応援にいった。残念ながらアルプススタンドの席はもう手に入らなくて、一般内野席。だけど、相手校側の一般席ががらがらなのに対してこちらは満員。点が入ればみんな立ち上がって、知らない人どうしでも肩を組んで「若き血」を歌う。日本で、卒業生にこれほど愛される学校があるだろうか。本当にいい学校だな、と思った。
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試合が終わってスコアボードの上に塾旗が上がり、残念ながら一番だけだけど、塾歌 (慶應義塾には塾歌があり、高校の校歌もあるのだが、なぜか高校の校歌はほとんど誰も知らなかったし、在学中には一度も歌わなかった…) を歌いながら、うわー、俺たち甲子園来ちゃったんだな! と、感動。1995年の夏に、僕らが横浜球場に忘れてきた夢を、いま手にしているんだ、と。

iPhone の電源

iPhone を使うようになって1週間くらいたつのだが、メールを頻繁にやりとりしたりすると、けっこうな勢いで電池がなくなる。そこで、携帯用の充電器を持ち歩かなければならないわけだが、
– Li-ion 電池を内蔵したLinkage の ACL-40G
– 単3のNi-MH電池を使う Panasonic の BQ-600
を手に入れた。前者は 1300mAh で 5V 750mA, 後者は 2000mAh x 2 で 5.2V 500mA だ。ACL-40G はコンセントに直接挿して充電して、取り外して持ち歩けるところがかっこいいし、動作も安定しているが、空っぽになった iPhone を満充電までもっていくパワーはないみたい。電池の容量的には単3を2本使うほうが圧倒的に有利なのだけれど、どうしても大電流がとりづらいらしく、iPhone の電池がほとんど空 (赤い表示) だったり、もうすこしで満充電、というところではうまく動かないことがあるのが残念。あ、これらは、使いながら充電する、という前提の話なので、iPhone の電源を切って充電するならば、必要なのは充電に必要な電力だけになるので、話が変わるはずです。
肝心の iPhone だが、とても幸せです。

夏休み

夏期一斉休暇でキャンパスが閉鎖になり、研究室のメールサーバも停止。いつもなら頻繁に新着メールを知らせるiPhoneもほとんど沈黙しており、久しぶりの平穏な休日。
だが、休み明けまでに解決しなければならない課題はたくさんあるわけで、それなりに頑張らないと。