峠初め

チャーリー氏とヤビツ行ってきた。彼は昨日東京湾一周したんだそうで、すごいなー。
多摩川原橋のところで待ち合わせて、関戸のほうまでずばーっと行って野猿街道からで鑓水、16号、橋本、津久井道という経路。多摩川では僕はそれほどでもなかったが、ちゃーりー氏はずっと寒がってた。僕より圧倒的に寒がりらしい。
多摩センターの駅前の、モノレールくぐるところで、ORBEA のカーボンバイクに乗ったお姉さんが先行。乗っている格好がすげえサマになっており、実はかなり速いことがあとになってわかるのだが、登りのダンシングの立ち上がりでふらついたので、一気にずばーっと前に出たら、ずっと食いついてきたり、たまに前に出られたり。
結局鑓水の手前の長い上り坂で28km/h から 30km/h くらいでデッドヒートになり、最後の100mくらいで僕が撤退。だって、バックパックに適当に防寒具入れてきたんでけっこう重たいんだもん。振り返るとチャーリー氏は、アシストの僕が相手のアタックをつぶしてくれると信じてくれたのか、はるか後ろにいた (笑)。だめなアシストですいません。
それで、16号を一気に下ると橋本で、津久井道にはいったところの東急に入っている「はなまるうどん」でお昼。ここで天ぷらを食べたのが、後々までもたれて、けっこうきつかった。やっぱり強い香りのするものとか食べちゃダメだね。食後は用心のために、お腹にタオルを一枚入れて走る。こういう装備品が自由に持てるのはバックパックの恩恵で、背中もあったかいし、多少重たいけど冬はありがたい。
津久井湖まではあっという間で、ダムには目もくれずに宮ヶ瀬湖へ。相模湖方面へ向かう道と途中で別れると、のどかな田舎道になるが、アップダウンはけっこうある。途中で距離計が 7700km になって、ひゃほー、あと 77km でゾロ目だぜ!とか思いつつ、地味に体力を削られつつ、宮ヶ瀬に到着したのが12時半すぎくらいだったかしら。曇っていて寒い日だったけど、宮ヶ瀬のビジターセンターは車がいっぱい。みんな何しにきてるんだろ?
ちょうどボトルが2本とも空になったので水を買って、飲み物を作ったりしながら、20分くらい休憩。でも、寒いのでさっさと出発する。ヤビツ峠へ行く県道への交差点を曲がったのが 13:15 で、ここから山頂手前の「きまぐれ喫茶」までのタイムが、大学院の時で 45 分。去年の春は50分。今日は何分かな…?
途中で工事区間が何カ所かあったものの、融雪剤がまいてあるおかげで凍結区間もなく、寒いせいかわりと楽勝でカフェに到着。今日も50分でした。もうちょっと追い込めたかもしれないけど、1ヶ月サボったあとだし、いいとする。途中でチャーリー氏に先行されて、僕は工事現場のすれ違いで足止めをくったところで脱落したものの、最終的なタイム差は1分弱くらい。
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ここは真冬でも営業しており、湧き水も汲めて、わしらのような山猿にとってはたいへんありがたい。こういうカフェがある峠が他にもあればいいのにね。
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いつもの、りんごケーキと紅茶のセット、500円。おいしい。あったまるー。
ここのお嬢さんはジャズピアニスト+シンガーで、CD も出ており、お店でよくかかっているのだけれど、いつも買おうと思ってお金がなかったり、ジャージのポケットには入らなかったりで、ずっと買っていなかったのだけれど、今日は念願叶ってファーストアルバムを購入。なんとサイン入りでした!4枚あるので、来るたびに一枚ずつ買っていって、春先までに全部揃えたい (笑)。なんか、トレーニングが大事でここにくるわけだけど、そういう文化的側面があってもいいよね。
お約束のように頂上で写真を撮り、
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お約束のように菜の花台にいって、曇った景色を眺め (写真をよくみると海岸線が見えるんだけど)、
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一路秦野駅へ。蓑毛のバス停を過ぎてからの下りは相変わらず強烈で、怖かった。
秦野駅のおそば屋さんで力そばをいただいて、お店の方と雑談して、電車に乗って帰宅。
CD とかの写真、もうちょいしたら載せます。
82.97km @ 23.7km/h (3h29m56s) odo 7744.8km

「峠初め」への2件のフィードバック

  1. いやはや、ダメージの残った脚にはつらかったです。
    しかし、いいロングライドになりました!
    大井埠頭でもがくべきときに心拍180まで上げてもがけるよう鋭意努力したいと思います(笑)
    またお願いします!!!

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