GTK runtime for Windows

GTK の Windows 用のライブラリ一式を、以前は GladeWin32 project から取ってきて使っていたのだが、これはもうメンテナンスされていないらしい。特に、古いバージョンの cairo は僕にとって致命的だということがわかったので、アップデートする方法を模索中。
ヘッダファイルを含まないライブラリ一式のインストーラは、Alexander Shaduri さんの GTK+ for Windows Runtime にあるものが使えそう。いままで僕の使っていたヘッダファイルや何かでコンパイルしたものもちゃんと動いた。
しかし、このままじゃコンパイルできないのだ。というわけで、gimp.org の Tor Lillqvist さんのところからダウンロードして環境を構築。コンパイル時になくてもよいライブラリ (tiff や jpeg など) は、とりあえず入れない。runtime のほうに先に path を通しておけば、実行時にはそっちのライブラリ一式が使われるという寸法だ。
– atk-dev-1.20.0.zip
– cairo-dev-1.4.10.zip
– libiconv-1.9.1.bin.woe32.zip
– freetype-dev-2.3.4.zip
– libpng-1.2.8-bin.zip
– gettext-runtime-dev-0.17.zip
– libpng-1.2.8-lib.zip
– glib-dev-2.14.4.zip
– pango-dev-1.18.3.zip
– gtk+-dev-2.12.3.zip
libgw32c は GNU Win32 Projectから直接手に入れる。
– libgw32c-0.4-lib.zip
zlib は、zlib.net で配っているものだとなんだかうまくいかなかったので、何時間も悪戦苦闘したあげく、結局 gladewin32 の配布に入っていたものをとってくる。
– include/zlib.h
– include/zconf.h
– GTK/bin/zlib1.dll
– GTK/lib/z.lib
– GTK/lib/libz.dll.a
lib/pkgconfig/*.pc の prefix は環境にあわせて修正。それから、libpng.pc と libpng13.pc には -lpng12 と書かれているのだが、libpng13.dll しかないので、libpng.pc と libpng13.pc は書き直した。

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