Armstrong is back!

Lance Armstrong が来年の Tour de France に出るそうだ。
僕はどっちかというと、Jan Ullrich のほうが好きだった。
必死の形相で坂を上る Jan Ullrich、
冷静に、計算ずくでそれを追い詰めてゆく Lance Armstrong、
そして、嬉しそうにそれを追ってゆく Ivan Basso。
それが、僕が大学院生時代にずっと見ていた、Tour de France だった。
Lance はあまりに勝ちまくるので、いろいろ言う人もあるようだけれど、でも結局のところ、彼は誰よりも勝つために集中し、努力し、そして結果を手に入れてきたのだと思う。
来年は勝てるかな。それはまだ、わからない。
ロードレースは人生と同じで、いつ何が起きるかわからないのが楽しみの一つだしね。
でも、ドーピング騒動や何やらを越えて、彼は帰ってくる。そして、走る。
勝ったら、やっぱりすごいと思う。
でも、総合優勝じゃなくてもいい。僕はもう一度彼の走りを見たいと思う。
そしていつか、本棚に並んだ DVD を指さして孫に自慢するんだ。
俺は Armstrong に憧れてチャリに乗るようになったんだ、って。
そう、それから、
彼は、自分がガンと闘う人たちの希望だって知っているから、
だから走り、そして勝ちに行くのかもしれないね。

PS/2 その後

昨日と今日の奮闘により、ちゃんと双方向通信ができるようになり、ホストからキーボードにコマンドを送れるようになった。つまり、Caps Lock とかの LED を操作したり、パリティエラーを検出した場合の再送要求ができたり、ということだ。
めでたい。

PS/2

そういうわけで、なんだかすごくはまって1週間くらいかかりましたが、無事に PS/2 キーボードから入力がとれるようになりました。わほーい。
なんか、原因はよくわかりませんが、どうやら俺の書き方が XST のお気に召さなくて、FSM の合成がうまくできなかった模様で、state の持たせ方を変えたら直ったよ。ごく普通の one-hot state register だったんだけどなぁ…

デザインウェーブ休刊

どうも、Design Wave Magazine が休刊になる、という話だ。
青春だったのになあ。
中学生の頃、Design Wave というのはまだトラ技の別冊付録で、「FPGA とか CPLD っていうのはすごいデバイスだ! 74LS とかいらなくなるのかね?」とか、「回路書くのに HDL というのがあるのかー、すげーなー!! (でも CAD もそれを動かすためのコンピュータも高いよなあ)」とか、読みながらそんなことを考えてたわけです。
で、大学で研究室に入って、(まさかそんなことになるとは思っていなかったのだが) 自分が FPGA ボードとかを作るようになるころには月刊化されており、けっこう買っていて、とても勉強になった。博士を出てからは今年の夏までずっと生物系の研究室にいたので、しばらく買ってなかったが。
思えば月刊化されてからいままで、というのはプログラマブル・デバイスが急激に普及したり、高位言語からの合成が実用化され始めたり、いろいろな転換期だったような気がする。
売れないから休刊、というよりは、ひとつの時代と役目がおわったのかな。
ありがとうございました。

安曇野その後

3週間かけて、ようやく第2部まで読了。
こんなのよく高校生のときに読んだな、という感じで、断然いまのほうが内容をちゃんと読めている気がする。期待通り、という言い方はおかしいけれど、非常におもしろい。
先週本棚を整理していたら藤村の「春」が出てきたのは、以前にこれを読んだときに触発されて買ったのだろうか。しかし、なぜか全然記憶がない。第5部まで全部読み終えたら、また藤村あたりを読みあさるか。
それ以外にも読まなきゃいけない本はたくさんあるのだけれどね…

Intel 82562V

研究室にある Dell のマシンに FreeBSD を入れたら、Ethernet controller が em0 で認識されて、em0: <Intel(R) PRO/1000 Network Connection 6.9.5> と出たのだけれど、同じマシンに入っている Windows は、10/100 だという。
えー。
そういえば 100M でしかリンクしないぞ!!
と思って調べてみると、こいつは FreeBSD の em とか Linux の e1000 で動く Fast ethernet なのだそうだ。
なんてこった。いくら安いのか知らんが、このご時世にそんなもの作るなよ Intel。そして、そんなもの積むなよ Dell!!!

Windows デバイスドライバ作るぜ!

最近は HDL 設計の勘を取り戻すためにいろいろやるのに必死で、全然ドライバ関係の仕事が進んでいないのだけれど、大学で MSDN の subscription が使えるようになったので、何をインストールすればいいのかだけでも調べて、とりあえずドキュメントを手に入れることにした。
そういうわけで、Web で最新情報サーベイ。
まず、DDK (Driver Development Kit) は、WDK (Windows Driver Kit) というのになったそうだ。
WIndows Hardware Develop Central (WHDC) のページ に情報が集約されており、WDK それ自体は MIcrosoft Connect というページに MSN Passport のアカウントを登録すれば無償でダウンロードできる。WDK のバージョンは Windows Server 2008 用だが、これで Windows2000 以降の NT 系のドライバがみんな作れるそうだ。
Microsoft のドキュメントとしては、
Windows Server 2008 WDK の最新版ドキュメント
Windows Vista のドライバについて
Windows Server 2003 DDK (obsoleted by WDK)
Windows ドライバ開発環境 – はじめに – (may be obsoleted)
あたりが使えそう。
それから、実戦派で参考になりそうなのは、Kenji Aikoさんのページの、
Windows device driver programming Part 1
Windows device driver programming Part 2
あたり。ドライバからのデバッグメッセージを、localhost で受信する方法などが書かれており、参考になりそうです。

VGA controller 動いた!

DSCN2250.JPG
今日はこまごまとした用事がいくつかあったものの、わりと作業に時間をつぎ込める感じのスケジュールだったので、昼過ぎからわりと集中して実装。何度か変なバグを作って苦戦したものの、夜7時くらいに画面が映るようになり、8時半には完璧に動くようになった。やほーい。
何に使おうかな。とりあえず UART 作りたいな。