Flight simulator on Google Earth

Google Earth にフライトシミュレータがついた。
簡単なシミュレータだけど、けっこうよくできている。なにしろ、Google Earth の上だから、ちゃんとした地面の上を飛べるのだ。ダウンロードが追いつかないときは、pause してやれば高解像度の画像が出てくる。
我らが調布飛行場の 800m 滑走路から F-16 でテイクオフ (笑) して多摩川沿いに羽田上空まで、わずか 2, 3 分。途中で pause すればいつもの通勤経路を上から見られるわけで、実に楽しい。
残念ながら、フライト中にリアルタイムで現在位置を認識するには不十分な感じで、迷わないようにするには川沿いに飛んだりして、途中で pause して現在位置を確認するしかない。道路なんかの描画がもうすこし高速になれば使えるかな。無線航法装置が使えるようになれば最高に楽しそう。

PAX

pax って、”tar と cpio の間に平和をもたらすための” POSIX 標準アーカイバなのね。
なかなかイケてる気がする。
たとえば、
tar cf – /
ってすると、すべての filesystem がアーカイブされちゃうのだが、
pax -w -X /dir
だと、root partition だけになるんだ! すごいぜ!
これから、dump とれない filesystem のバックアップは、あらゆる pax にしよう。

finger その後

GNU finger の replacement としては、結局 PFinger というのがよさそうだということがわかった。こいつは、各クライアントの情報を収集する daemon と、サーバとして全クライアントに定期的にクエリを投げる damon があり、GNU finger のようにサイト全体の状況を表示することができる。しかし、どこでどうコンパイルしても、設定ファイルを食わせると segmentation fault になってしまうのだ。使ってる gcc が悪いのかもしれんが。
というわけで、3時間くらいの適当なハッキングで、
– サーバから rsh で全ノードで w を実行した結果を集める
– ちょっと加工して保存
– 現在のユーザの一覧や、特定のユーザの last login が見られる script であら便利
ようにした。機能は finger に遠く及ばないが、研究室で「あいつ今日きてないのか!」という時に非常に便利だし、とても簡単だからセキュリティホールの心配もない。Unix は楽しいね。

おらんだ

オランダいってきた。Amsterdam.
もちろん会議なので、観光する時間なんかはほとんどないわけですが、それでもちょっと頑張ってみた。
DHL も船で荷物を運ぶんだな。運河の国はすごいぜ。
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中にはPCなんかも設置されており、ちゃんと事務所になってる。
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会議の reception に行く、運河ツアー。
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可動橋をくぐった。
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喫水が浅いので、安定板がついているんだそうだ。
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昔の建物の前面を残して使っているホテル。
運河の所に入り口がある、というのが、さすが。
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いかにもオランダ。
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筑波大の某先生。そんなところ登ったらアブナイですから!!!
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DHLふたたび。自動車と荷物をリレーしております。
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建物の壁面のレリーフに、その建物が描かれているのを発見。再帰構造。
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科学博物館。船の形だけど、艦尾から沈んでいるように見える…
手前は昔の船を再現したもの。
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船首にはちゃんと飾りがついている。
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うしろはこんな感じ。なんかかわいい。
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可動橋。
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運河ツアーおしまい。
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Reception まで時間があったので、しばらくお散歩。
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公園にあった、レンブラントの「夜警」の 3D 版。絵と違う感じがするんですが。
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コロッケの自動販売機。ハンバーガーとかもある。
裏側はキッチンになっており、作ったものをどんどん入れていく仕掛けだ。
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バス停にサイクルコンピュータの広告が出てるところが、自転車の国だ。ちなみに、スーパーでも売ってたりした。すごいね。
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ホテルの階段の窓からも運河が見えた。
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これはホテルの前の通り。まっすぐ行くと Waterlooplein.
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となりのホテルには「練馬SUMO」という謎のレストランが。
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トラムの架線を点検中。これ、電流流れてるんだよなあ…
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一番でっかい建物が、高くて泊まれなかった会議の会場のホテル。客船ターミナルみたいなところに隣接。
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懇親会で FPT2007 の宣伝をするふんがさん。なんか、ものすごくウケてました。
たしかに、北九州市をあんなにアツく宣伝できる日本人は他にいないかも。
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来年は Heidelberg.
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ダム広場。
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ベルギーのとなりなので、ポテトフライもあります。おいしい。
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オランダでも Highschool は Hogeschool ですか。ほげ。
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夕食のお店を探しに。
Italian Pizza, American Hamburger って、なんかすごい短絡的…
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結局、人がたくさんいるところにしました。大正解。
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翌日の朝は博物館へ。
そんなに広くはないのだが、けっこういろいろあり、1時間半くらいで回れるので、ちょうどよかった。10 ユーロは高すぎる気もするが…
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時間がないので、近所の屋台のハンバーガー。おいしかった。
名前の割に、マ○ドナルドよりずっと健康的な感じだったし。
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トラムの線路を補修中。路面電車の線路のメンテって大変だろうなー。
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サイクリスト的には、オランダといえば、Rabobank !
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で、大急ぎで空港いって帰ってきた。
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巨匠

Rie
友人の Rie さんが CD デビューしたのを、
iTunes に入れたら、
– Peter Ilyich Tchaikovsky
– Rie
– Seiji Ozawa
という並びになった。巨匠たちの間に友人の名前が入る、というのは愉快だ。
試聴 もできるようになったので、ぜひどうぞ。

Loading

移動でネットワークから解放されたおかげで、珍しくヒマなのでいろいろ書き散らしているわけですが。
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飛行機にものを積み込むのを眺めるのが好きだ。さっき乗った CRJ なんかは、乗客からすぐ見えるところでスーツケースをひとつずつ積むので、タラップをあがっているときに、たまたま自分のスーツケースがベルトコンベアに乗っているのを見つけて、なんとなく嬉しかったりして。
コンテナや機内食を積み込むための車両っていうのはすごいな。荷台がまるごと水平なまま上にあがるようになっていたりとか、それ専用に作られているところがおもしろい。いろいろなやつがあるから、たまにターミナルからバスで飛行機まで移動したりする時なんかは、子供みたいにきょろきょろして車を観察したりなんかしてね。空港を走っている、コンテナの乗った台車がいっぱいつながっている車とか、一度運転してみたい。
というか、乗用車でもいいので、空港の中を自動車で走ったら楽しそうだなあ。たまに地面から乗り降りすることはあるけれど、やっぱり普段は、地面にはあまり降りられないところだものね。
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Frankfurt から乗ったのは ANA の JA8958. 「ようこそ!Japan」のロゴ入りのやつ。昔空港で回っていた、小泉さん出演のビデオって、その後どうなったんでしょう?首相のところを差し替えて流すのかなー、と思ったが、流れてない気もするし。

利用者アンケート

大学時代の友人に、運輸調査局という機関に勤めている人がいて、空港の利用者アンケートや何かを仕事でやっているのだが、フランクフルトの空港 (Fraport というらしい。かわいいね) でその手の人に声をかけられた。
調: May I ask a question?
俺: Yeah.
調: Will you fly to Tokyo today?
俺: Yes.
調: Which transportation did you choose to Frankfurt?
俺: I took a flight from Amsterdam.
調: Ah, you flew from Amsterdam. OK, that’s it.
おっと、それだけですか。まあ、きっとつまり、ドイツ国内から Fraport にどうやってみんながやってくるのか、そういう調査で、国外からの乗り継ぎの人はターゲットでないんだろう。
いやしかし、ご苦労なことです。日本人に英語で話しかけても半分くらいは「○△※×☆!」という感じでしょう… きっと。一人の人を狙ってやっているようだったが、それは正しい判断かもしれんね。集団の場合は、日本語しか話せない人が入ってる確率が高いだろうし。
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そういえば今日ははじめて、ドイツでソーセージを食べた。しかも、ポテトサラダ付きという、いかにもドイツな感じのセット。めちゃめちゃうまかった。来年の FPL は Heiderberg だそうで、絶対に行かなきゃいかんね。
オランダではチーズを2種類くらい買ってきたので、それも楽しみだ。Star Alliance 利用者なので、Amsterdam Schipol で乗り換えることなんて、めったにないので、もっと買ってくりゃよかったな。

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Amsterdam-Frankfurt で、はじめて乗った。うしろから二つ目の席。
最近トラブルが多いボンバルディアの飛行機だが、もちろん無事だった。
小さい飛行機だから、もちろん機内は狭いのだが、通路の天井はそれほど低くもなく、なかなかよくできた機体だな、という印象。荷物は床下にあまり入らないので、機体後部にも積み込んでいるみたいだ。Boeing の機体なんかは翼の下にエンジンがあるので、なんとなく全体に丸っこい感じだけど、外からみたときに、細長くてカッコイイんだ。
座って振り返ると、エンジンが自分の目の高さにあるので、ファンが回り出す瞬間なんかをみることがでいて、けっこうおもしろい。Lufthansa の機内誌には、「Canada’s quietest jet」と書かれていたが、そんなに静じゃなかった。でも、僕の席がエンジンのすぐそばだったからで、もっと前の方に座れば静かかもね。