MacPorts on Snow Leopard

I’ve started to build my development environment on my MacBook, with freshly installed Snow Leopard.

The MacPorts installer distributed as a package at that time (version 1.7.1) didn’t support 64bit platform (now it supports with 1.8.0, I think), so we had to checkout the latest version from svn repos, as described in MacPorts guide.

I’ve got following error message while building Python 2.6 (as a dependency of gnome-doc-utils) with MacPorts 1.8.99 on my MacBook (MacOS X 10.6.0).

ld: warning: in Python.framework/Versions/2.6/Python, file is not of required architecture
Undefined symbols:
"_PyMac_Error", referenced from:
"_Py_Main", referenced from:
_main in python.o
ld: symbol(s) not found
collect2: ld returned 1 exit status

And the Ticket 20284 on MacPorts discussion list helped me much… The patch is available there (But, this patch fails while staging Python into destroot.)

Another way is to build gnome-doc-utils with +python25 variant, if you aren’t interested in python 2.6. This enables to build gnome-doc-utils.

Things that I couldn’t build with MacPorts:
– screen
– osxutils (hmm, osxutils uses MacOSX10.4sdk ???)
– ncbi_tools
– gcc43

Things I could build successfully:
– coreutils, lv, lha
– ccache, boost, git, subversion
– ncftp, wget
– iverilog, gtkwave
– tgif, ImageMagick, ghostscript, gv, gqview
– a2ps, ptex
– gtk2, pidgin
– gnuplot, EMBOSS

Others:
– tuntaposx: see this entry.

FIT ’09: Session 4C

組み込み。
[ 多機能コンセントのスケジューリング機能による待機電力の削減 ]
多機能コンセント: PLC みたいなアイデアだけど、RFID タグをつかって通信する。
PLCと違うのは、家電に通信機能がついていて、コンセントと通信することが目的であって、コンセントについている制御ユニットどうしは Ethernet かなにかでつながっている。待機電力の削減とか、高齢者みまもりサービスとか、盗電防止とかが目的。
ラッチングリレー (切り替えの時だけぷちっと切れる) を使って電源を落とせる。多機能コンセントの消費電力は 0.7W.
ジリオン・ネットワークスという会社と組んでやっている。
質問 (山田さん): 周波数はどのくらいで動かしている? 数十メガヘルツで、ネットワークに対応するためにリアルタイム性が必要。
質問 (座長): ラッチングリレー使っているのに、0.7W はちょっと多いんじゃないかと思うんですが。PIC の動作周波数を下げるモードとかを使ったらどうか。
質問 (芝浦工大の先生): 待機電力のカットが目的であれば、常時動かしておくのではなくて間欠動作 (30分に一度起きるとか) にしたらどうかしら。通信のところの消費電力を評価に入れるべきではないかと思う。
質問 (わし): これ、電源の口ひとつについて一つ制御ユニットがあるの? まとめたほうがいいと思うんだが…
[ 長時間トレース技術を用いた組込みソフトウェア開発の効率向上に関する検討 ]
組み込みのデバッグはいろんな依存関係の問題 (タイミングとか) があって再現性が低く、大変。長時間トレースが取れれば、再現することなく解析をすることができる。
– ログが大きくなりすぎたら大変だから、データマイニングしよう。
– 外部記憶装置を使いたい。
– CPU に負荷をかけると、いろいろ状況がかわるので、よろしくない。
– 外部バスにデータを流して、外に logger をつなぐことにした。
「異常度」を数値化して、高負荷状態でもちゃんと記録できることを確認。
質問 (山田さん): 学習データを作るところが大変でない? なんかスクリプト一発で、一度やっちゃえば大丈夫だそうです。
[ 組込みシステムにおける通信のロバスト性向上に関する研究 ]
低コストのネットワークマイコンボードはいろいろな家電をネットワーク化するのに便利。でも、DoS とかには弱いよね。
今回は Ping flood を例にやってみた。
Echo request がきたときにアドレスを憶えておき、一定時間以内にもう一度来たら、それは捨てちゃう。
まー、家電はこれくらいでいいのかなあ… と思うが、どうなんでしょう。
[ 位置・姿勢制御可能な測域センサによる不整地移動ロボットの3次元環境計測 ]
アームの先に測域センサをつけて、ロボット周辺の正確な環境形状を取得する。
センサはレーザーレンジファインダ。北陽電気社 (URG-04LX )。最大 4m まで、100msec で一周ぐるっととれる。でも、一周ぐるっととるデータは 2次元だけなので、3次元に拡張する必要がある。そこで、これにモータをつけて、回転させながら使うのが一般的。
しかし、これでは深い溝などがあると、死角ができたりして、いまいちなので、アームに載せて動かすことで、前方斜め下方向もちゃんと見られたり、壁の向こうがわを見たり、階段の下側をのぞき込んだりできる。
階段の上り下りがちゃんと測定できることを確認。誤差評価とかもしており、下方向では5.5% 以下に収まっているので、走行可能であるかどうかを確認するには充分。
質問(さきほどの日立の方): 既存の手法と較べるとどれくらい改善したかという数字はある? 計ってはいないのだが、とりあえず目視ではうまくいけている感じ。
質問(座長): レーザが反射する・しないとかで、うまくいく・いかないというのはある? 表面が黒かったりするとよくない感じです。
質問(わし): アームをどうやって動かすかが鍵だと思いますが、なにかくふうは? いまは手動でやっているそうなので、これから考えるそうです。
これはすごくかっこいいぞ!!!!!!
[ 計測点群の補間に基づいたタイヤ空気圧モニタリングシステムの検討 ]
電源を使わずにタイヤ空気圧を監視するそうです。まじですか。
水晶振動子でやるのか。なるほどね。でも、温度補償とかが大変らしい。
圧力周波数・温度周波数・圧力値の3次元ベクトルをたくさん計測してB-splineで近似した保管係数を作り、圧力周波数と温度周波数から圧力を測れるようにする。ECU の小さいメモリでも計算できる手法を提案。浮動小数点演算も使わない。B-splineの基底関数は計算してテーブル引きにするが、そのままだと12kBもあるので、データの相似性 (対称性) を使って半分くらいに減らす。
質問(座長): 本文の 車載PC、ECU、マイコン の違いは? どれもECUのマイコンを指しています。
[ 音声認識の組込みシステム搭載での課題 ]
音声認識ソフト Julius を T-Engine に持って行ったらどうなるか、課題の整理と処理時間の比較。
Julius: オフラインではかなりの認識精度。PC でリアルタイム処理が可能。オープンソース。Unix で動くのや、Windows GUI などがある。IPAのプロジェクトで、奈良先端とかで作っている。
TRON はカーナビの 7 割くらいで、残りは VxWorks らしい。知らなかった…
– 処理能力とメモリの問題
– SH のコンパイラでは #pragma が使えない?
実行時間計るなら、プロファイリングくらいしてほしかった…

FIT ’09: Session 3P

[ 周波数領域での暗号モジュールの電力解析 ]
東北大。SASEBO使う。
対策としては、Masking (中間値をランダム化)、Hiding (相補式ロジックなどで電力を平均にしたり、ノイズ減を入れて消費電力をランダム化する)などがあるが、高コストだし、カスタムメイドなチップが必要。
EMC なフィルタなんかを入れて対策することはできないか? それには強いスペクトルよりも、漏洩防止に有効なスペクトルがどこにあるのか、を探すことが重要。
質問 (岩井さん): スペクトルはどうやって決まっていると考えられる? チップがそもそも出すものとか、寄生容量とか。基板にアクセスされると容量とかをいじられる可能性があるが、そこはがっちり固めればいい(銀行なんかのシステムではそうなっている)。
質問 (日立の方): 動作周波数を変えた場合はどうなる? 動作周波数を変えてみたが、同じような結果になった。チップのパッケージをむいてやると、すごく高いスペクトルまで出るが、普通はそうでもないので、パッケージがすでに強烈にフィルタとして効いている。
[ AESのハードウェア実装に対するテンプレート攻撃 ]
東北大 take II.
リファレンスデバイスが手に入ると、デバイスの事前情報が手に入るので攻撃が簡単になる。これが template attack.
CPA だと 1200 波形必要だが、Template attack では 130 波形でいける!
ラウンド鍵でも、5000:2400 とか、まあ、とにかくすごいね…
暗号に依存しきった世界ですが、はたして大丈夫だろうか。
質問: テンプレートを作る HW と、対象はまったく同じ HW? 同一基板です。
[ AES の実装方法の違いによる CPA の比較 ]
ハミング距離モデルとハミング重みモデルでは、HW実装の場合、前者が強いが、SW実装だと、逆になるっぽい。いずれにしてもソフトウェア実装の方がデータがとりにくそう。
質問 (東北大のひと): SW実装の場合はSRAMを使うとデータがとりやすくなると思うんだけど、BlockRAM でやっている? あと、PowerPC なんかは、パイプラインとか分岐のほうでずれたりしていない? メモリは全部内部。分岐なんかでずれている可能性はある。1サイクルずれちゃうとだめなので、ちょっと考えないとだめっぽいですね。
[ GPGPU を用いた暗号攻撃 ]
AES に対する brute force attack.
メモリの問題で鍵空間に制約。限られた鍵空間であれば、Corei7の 12倍くらい。
でも、この実装はCPU-GPU とか GPU-GPU の通信がいらないので、たくさん GPU があればlinearに速くなる。
質問: AES の実装はどうなってる? 大きな S-BOX を使えば shiftRows が減って、速くなりそうですが。ShiftRows は LUT を使ってるので充分速いんだけど、メモリが小さいので大きな S-BOX は難しいです。
[ SASEBO-Rを使用した電磁波解析と電力解析の比較 ]
電磁波解析は周辺環境の影響を受けやすい。
先行研究では磁界プローブが使われているが、デバイス近傍以外でも電源まわりの電磁波がとれそうな気がするので、より安価な手法でできないかを検討する。
電力解析ではシャント抵抗のところで電圧を測り、電磁波解析ではシャント抵抗に導線を巻き付けて漏洩電磁波を測定してみた。
質問: 帯域制限をかけるとやりやすくなる、というのと、最初の、フィルタかけちゃうと見えなくなる、というのと違う気がするんだけどどうですか? 高周波成分を削って、下の帯域を取り出したことが効いていて、それは最初の発表とも矛盾しない結果だと思う。
質問: シャント抵抗のところ以外ではみていない? 抵抗の LSI 側のほうが、GND側よりいい感じだということがわかっている。抵抗のところで反射が起きていて、GND 側ではうまく拾えないのかもしれません。
質問 (座長): いまは線を巻いてやっているが、筐体の外部のような遠いところから拾えちゃう可能性は? 電源ラインは遠くまで伸びているので、そこで拾えるとすると脅威になりうる。
[ CryptMT の FPGA への実装 ]
eSTREAM phase 3 に残った暗号。
booter というのがあって、初期ベクトルと鍵で mother generator のシフトレジスタを初期化する。
Virtex-II Pro で 1800 スライスくらい?
スループットとしては 2GHz の Athlon64 よりちょっと速く、だいたい 3.9Gbps くらい。
質問: 高速化や省電力化で他のアーキテクチャで実装する、ということは考えられる? CryptMT については、いまは仕様書をほぼそのままでやっているが、シフトレジスタを減らしたりとか、そういうところを詰めていきたい。Trivium とか (いま 40LUT でやっている!) を並列化することは、まだこれからの課題。

FIT ’09: Session 2P

[ SHA-1, RC6 複合ユニットによる Share 検知 ]
弘前大の学生さん。
ファイル共有ソフトの使用を検知するシステム (Share というのはファイル共有ソフトで、Winny の後継らしい)。
NIC 上の FPGA (Altera) に実装する。
SHA-1 と RC6 を使ってヘッダか何かの magic number を検出して見つけるっぽい。
SHA-1: 1107LE, RC6:3754LE, Overall: 5123LE
Cyclone EP1C20F400C7
質問 (わし): いまのチップだと全体の面積の 1/4 くらい。市販の IP コアとは比較してない (探しておくれー)。
質問 (座長): アルゴリズムはこれ (例の番号の) が普通。足を引っ張っているのは SHA-1。通信データのばらつきはパケットのデータ長のばらつきが原因。パケット長 (ペイロード長) を判定する回路は含まれている。
[ パケットフィルタリング機能を搭載したNICによるDoS攻撃対策 ]
前橋工科大の方。
HTTP-GET flood 攻撃を FPGA な NIC で阻止したい。
Apache でフィルタするのではレイヤが高すぎて、マジメに攻め込まれたらしんどい。
そこで、Apache では攻撃の検出と source IP アドレスの特定をして、NIC のほうでパケットを落とす。
NIC 上の IP address blacklist は CAM とかを使い、サブネット単位とか何かで、わりとリソース使用を抑える方向でやりたいと思っている。
実装はまだしてない。
サブネット単位 (24bit) ならCAM なんか使わなくてもできそうだけどな。64k word x 256bit とかなら、2MB に収まるので、外付けの SRAM (18Mbit とか) がひとつあれば余裕でパイプライン処理できる。32bit 全部だと、512MB 必要なので、ちょっとしんどいな。
質問 (座長): blacklist の実装が問題。Aho-Corasick とか Hash とか?
質問 (わし): メモリのアドレスとデータのフィールドを巧く使えば簡単に実装できるんでは?
質問 (その他): NIC が IP レイヤをやるとかいうことではない。
[ P2P ファイル交換ソフトウェア環境 Winnyp を対象とした観測 ]
Winny でどんなファイル (種類、サイズ) が流通しているかのサーベイとか。
質問 (座長): Winny と Winny2 で流通しているファイルの内容の分布に差異があるのはなぜ? データ収集をした期間は一週間。ただ、データの重複を除いたりする作業に時間がかかる。
質問 (弘前大の方): 観測したノードは全体のどれくらいか: 観測するのに使うマシンを増やしていって、ノード数が飽和したところで打ち切った。
[ Packet Filtering Unitの評価 ]
弘前大パート II.
質問 (座長): 送信元ポート番号でフィルタするところが謎。でも、これは signature を圧縮するためらしい(どこか外で検知して signature つくるのか?)
質問 (前橋工科大): ホワイトリストを変更した場合は再合成が必要? yes.
[ 自己組織化マップによる不正アクセスの予測 ]
神奈川工科大の人。SOM ですよ!
Signature 型では登録データに基づいて判定をするので、亜種みたいなやつは検出できない。
Anomaly 型では「正常な状態でなくなった」ことを検出するので、false positive が多い。
Snort の定義を学習データにつかう。
ちゃんと ROC なんかも評価しており、なかなかちゃんとやっている気がする。適応型フィルタにもなれるしね。かっこいい。
質問 (わし): SVM とかはどうですか? SOMは教師なし学習ができることがポイントだと考えている。あと、視覚的に見せられるのも、人が監視するシステムに応用が利きそうでいいかなー、と。
[ 分散型通信制御セキュリティシステムの開発 ]
Linux で L2 filtering.
質問 (座長): 問題が発生したセグメントを落とすんだったら MAC アドレスごとにフィルタしなくてもいいんでない? L2箱だとネットワークの構成 (L3箱があるとか) によっては入れにくい?

南信州峠アタック: 3日目

起きると、曇り。でも、雲がいい感じなので、朝食前にちょっとお散歩。
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で、ごはん! ごはん!! ごはん!!!
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しあわせ。走る前にこんな食べていいのか! という感じですが、食べなきゃ走れないしね。
部屋に戻って、ケーブルテレビの天気予報。なんか、1km メッシュの予報とかやってたのが、なくなった気がする。それに、
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全国予報になぜか東京がないですよ (笑)。
まあ、天気はもちそう。今日は竜東線を北上して、岡谷まで出て帰る予定。
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国道の田切の交差点からずっと降りてきたあたり。ここは広々としてて、いつきてもいい。
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でも、山は曇っててみえなかった。残念。
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で、いきなり 10% の登り。今日は大きな登りは火山峠だけだと思っていたのに… しかし、これはそんなに長い登りではなくて、よかった。
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しかし、登りあれば下りあり。緑の中の緩くて長い下りは、すごく気持ちいい!!
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駒ヶ根ではお祭りがあるそうで、トラックで筏を運んでいた。でかー。
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たかずやファームのあたりから、火山峠の登りがはじまる。そばの花が咲いていた。
そんなに高い峠ではないし、きつい坂でもないのだけれど、3日目の脚にはこたえる。
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途中で振り返ると、いま登ってきた道と、遠くにさっき通ってきた街が見える。これも登りの楽しみのひとつ。
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登頂。峠から展望はきかない。
峠にはお地蔵さんと、「高遠街道」の小さな碑があった。この道は、いまは主要地方道伊那生田飯田線だけど、もとは高遠街道なのか。そうよね。
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「火山峠」という看板が頂上にはなくて、それが残念だった。これは、下りに入ってから撮ったもの。東春近から県道209号に入って、春近大橋方面へ向かう。
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途中で電話がかかってきて、止まる。でも、切れちゃったんだけど。
田んぼひろいなー。
なんか、引っ越したい。
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お昼は沢渡駅の近くの「みのりや」へ。唐揚げ定食。
しあわせ。
土曜なのに、しばらくしたら満席になりました。
ご飯を食べてしばらく休憩してから、下島駅の前を通って伊那市駅前のメインストリートにつながる旧道を走る。で、361号から県道19号へ。19号は18号の終点につながっており、あと少しで18号線完走だったことに気づいたけど、まあ、今度でいいや。
19号はしばらく平坦。久々に快適にスピードが乗る。35km/h くらい。
で、三日町のところの信号で道を間違えた。道なりにいくと、天龍川渡っちゃう…

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橋と国道が見えて、おかしいぞ、と思った。
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それで、堤防の上の道路を通って戻る。しかし、ここの道路、驚くことに自動車が通る… 自動車がくると、自転車といえどもすれ違えません。おそろしい。
ちょっと行くと激坂出現。

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この地図の、「長岡入口」の交差点を右に曲がると激坂。でも、登りはじめのところに湧き水があり、車で汲みにきている人が二人いた。
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こういう水があちこちにあるのは、なんだか元気がもらえる感じで好きだ。僕も水筒に水を入れて、登り始める。舗装が荒れており、けっこうしんどい。
しばらく走っていたら、「みのわ愛す工房」という看板を見つけた。何かなー、と思って通りすぎたのだが、気になって戻ったら、イタリアンジェラート、だって。行くしかないぜ。
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県道をはずれてちょっと走ったら、田んぼのなかにミニ牧場が出現。

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Fresh peach & honey milk をいただきました。おいしかった…
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合鴨とかポニーがいた。牛はいないのかなあ?
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これがお店。入り口がわかりにくいんだけど、写真の手前の階段を上がります。
お手洗いもあるし、自転車の旅にはいい感じ。またこよう。
箕輪まできてしまえば、辰野はすぐそこ。
せっかくなので、辰野駅に立ち寄る。
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辰野駅前の商店街はいい感じ。このお店なんか、最高に渋いですが、ばりばり現役。
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50円自動販売機を発見。
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これは八十二銀行の向かい。タイムスリップ気味。
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ここまでくると、天龍川もこんなに小さな川に。
19号に戻って、岡谷方面へ。いよいよフィナーレ。
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高速道路の橋が見えて、
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駅に停まっている電車が見えて、とうとうゴール。今日は 60km でした。
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岡谷駅で自転車をパッキングして、「あずさ」に乗って東京へ。デッキに手荷物置き場みたいなのがある (というか、たぶん公衆電話の跡地なんだけど) 車両で、自転車を客室内に置かずにすみ、いい感じだった。
八王子から快速で三鷹へ出て、自走で帰宅。
60.69km、平均時速 22.8km/h、走行時間 2:39:24。

赤福実現党

名古屋を通ったので、小学校の同級生に連絡したら、「かき氷でも食べてくか」ということで、お店に連れて行ってもらった。
名古屋駅の高島屋の地下に「赤福茶屋」というお店があって、そこで「赤福氷」というのを出している。伊勢の本店と、ここでしか食べられないんだそうです。
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見た目は普通の抹茶かき氷だけど、
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中には餡とお餅、つまり赤福の部品が入っています。すごくおいしい。
500円。
けっこう量があって身体が冷えるので、お茶がついてくるのはいいなあ、と思いました。

南信州峠アタック: 2日目

ホテルの朝食は9時までなので、7時に目覚まし。7時半頃ごそごそと起き出して、いろいろ準備をして、それからご飯。自分で選べるようになっており、たくさん食べられて、よかった。なにしろ一日自転車乗ってる間だけで 3000kcal なので、リカバリを考えれば 24 時間で軽く 6000kcal 以上必要な感じ。
そうそう、自転車は駐車場に置かせていただいたので、屋根もあって安心だった。
10 時ぎりぎりになってチェックアウト。今日はいつものホテル陣屋さんに泊まる (1日目は満室だった。繁盛しているようで、何よりです) ので、153号を飯島まで南下して、荷物を預ける。確実に 8bar まで入るポンプとはここでお別れなので、空気圧なんかを軽く点検。
駅前まで出て、日曽利橋へ下って、そこから昨日上がってきた竜東線 (県道18号) を下る。このあたりの竜東線は細くてカーブも多く、見通しの悪い区間が多いのだけれど、それはそれで趣があり、天龍川がきれいに見えたりして、けっこう好きだ。ただ、疲れている時に乗ると、不意に対向車が現れたりして、けっこう危ないので、気をつけないとね。
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駒ヶ根から中川村あたりまではこんな感じのところが多い。
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強烈な登りのある中川村の一箇所を除けば、比較的平坦で、走りやすい。
しかし、走り出してみると、脚には昨日の疲れがかなり残っており、登りがきついし、平坦路でも全開で走るのはキビシイ感じ。サラ脚なら、飯田市に入るまで1時間かかるか、かからないかだけれど、これはどうなるかなあ。それに、サドルに当たる部分の皮膚が若干擦れており、座っているだけで痛い。昨日オロナイン塗ってねたんだけど、ダメだったか。
そんなこんなで、中川でスーパーリアルかかしを目撃してぎょっとしたり、
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「パルム豊丘」の「びぜんや薬局」で相談して軟膏を買ったり、
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比較的のんびり南下する。一度天龍川の西側に渡ってまた東に戻る、生田の発電所あたりからは道も広くなって、快適。信号もほとんどないし、小さな街をいくつもつないでいくのが、なんともいえない趣で、この道は大好きだ。
豊丘で買った軟膏はかなりご機嫌な感じで、ときどき休憩のときに塗ったりしているうちに、だいぶ調子よくなった。そんなこんなで、12時まえに飯田のりんご並木に到着。天龍川渡ってからはけっこう登りなので、しんどかった。とはいえ、飯島から1時間半なので、かなり疲れていたとはいえ、まあまあのペースで、ぼろぼろではない感じ。PowerBar かじったり、水飲んだりして休憩。
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そうこうしているうちに、小雨が降ってきたけれど、まあ大丈夫でしょう。駅前のローソンで飲み物とおにぎりを買う。おにぎりは二つ買って、例によってひとつは食べて、一つはポケットへ。ローソンの店員さんと、これから大平上がるんですよ、という話をした。自転車でいくなんて信じられないよ、と笑うおばちゃん。でも行くんです。坂はともかく、クマに食べられないようにしないとね。
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大平街道の起点は、ローソンからちょっと下って、右へ曲がったところ。街道の起点、というのはなんだかワクワクするけど、当分登りだと思うと、それはそれで…
飯田線の踏切を渡って、中央道をくぐって、ひたすら登る。砂払温泉のあたりで、反対車線を自転車で逆走中のおじさんをぶっちぎる。けっこう脚に来てるが、まだまだ行けるな (笑)。多摩川精機の工場を過ぎたあたりから寂しい道になって、大休、というところでひと休み。
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ちょっと登ると、猿庫の泉の入り口にたどりつく。ここ、けっこう景色いいのね。
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泉まではけっこうな登りなので、今回はパス。
案内板の脇に、「大平街道」の碑が建っていた。明治の改修のときに建ったもので、もともとはさっきの大平街道起点にあったものだそうな。
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さらに登り。それほど勾配のきついセクションはなく、全般的に走りやすい感じ。元気だったら、もっとぐいぐい行けるなこれ、と思った。ひと桁県道なので、路面状態もいい。問題はクマが出そうだということくらい (笑)。
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でも、ときどき電力やら電話やらダムやらの自動車が通るので、まあ、それほど危なくもないでしょう。
写真はとらなかったけど、小さな沢を渡るごとに「ここは○○」という看板が立っているのが、非常に heart warming で、よかった。たまに「飯田峠まであと○km」とか書いてあるのも、心強かった。
猿庫の下にはダムもあるので、大きな川を渡るところもあり。でも一箇所だけかな。
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この写真の橋の手前はしばらく下りで、そのあと登り返すわけで、それはそれはつらかった。
山また山、という景色の中をずーっと走って、
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そのうち唐突に飯田峠の看板が現れる。1235m.
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峠には、猿庫にあるのと同じような、立派な碑が建っていた。飯田線が通る前はみんなここを歩いて越えて、中央線に乗ったという。歴史ですなあ。
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大平宿までは下り。昔、火災があって集団離村があったのだけれど、宿場は保存されていて、人もいる (夏場だけ?)。
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黒川という川が清内路のほうへ流れている。橋の上で川を眺めながら、さっきのオニギリ。
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ここで雨が降ってきて、引き返すか進むかちょっと迷ったのだけれど、予報ではそれほど降る訳でもなし、まだ午後3時で、時間はまだ充分にあるし、先へ進むことにする。飯田峠から宿場までは 100m ほど標高が下がるだけなので、1358m の大平峠 (木曽峠ともいうんですね) までは 200m ほどの標高差。距離にして 5km くらいで、それほどしんどくない。
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それほどしんどくはないものの、1358m で雨、というのはけっこう寒い。おなかを冷やすと下痢になったりしてアレなので、ここからタオルを入れて走る。峠のてっぺんには短いトンネルがあり、抜けると南木曽町。「南木曽」という響きで、なんとなく、ああ、遠くにきたなー、という気持ちになる。
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そして、トンネルの先は霧だった。視界が悪い、というほどではないけれど、ブレーキが濡れたりするわけで、慎重に降りる。途中で自転車とすれ違った。みんな登るなあ。
2km ほど下ると、木曽見茶屋というお店がある。
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ここは、名前の通りに木曽の谷がすごくよく見えるんだけど、今日は霧です。残念。
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山菜蕎麦をいただきながら、お店の女将さんといろいろ話す。最近は自転車の人がたくさんくるんだそうだ。近くにこんな峠があったら毎週行くなあ、と思う。いいよね… けっこう長居してしまった。あとで聞いたのだけれど、ここのおでんがおいしいのだそうで、次回はおでん。それから、普段は木曜金曜はお休みだそうで、夏の間の特別営業だそうな。気をつけなきゃね。
6km ほど下って、256 号線へ。妻籠のほうにも行ってみたいな−。くぅー。
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256号線に出たばかりのあたりは、お土産物のお店なんかが並んでおり、水筒が空になっていたので、そこで水を買う。また登りなんでね。
清内路トンネルまではけっこうな登り。雨も本降りになってきた。トンネルは 1500m くらいだったかな。長い上に、照明のない区間もあって、ヘッドライト必須な感じ。怖いけど、交通量がそれほどでもなくて、よかった。
抜けたら曇りでした。はじめての阿智村。
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もう、あとは基本的にずがーっと下り。下り。下り!!!!! 気持ちいいです。景色もいいしね。
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なんというか、こういう立体的な風景というのは、東京では決して見られないんだけど、いいね。住むのは大変だけど、幸せだと思う。
それで、雨の中走ったりしたので、脛のあたりは砂がついたりして、けっこう汚れている。飯田についたら和菓子屋さんにいったり、もしかしたら中央構造線サイクリング大会で仲良くなった方々とごはん、という話もあったので、汚れたままじゃ嫌だなあ、と思っていたら、昼神温泉のあたりにさしかかった。そういえば温泉あるんだ、立ち寄り湯はあるかなー、と思っていたら、ちゃんと公営のがあった。タオルも売ってる。ラッキー。
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お湯はとろとろで、とてもいい感じ。でも、まだまだ走るので、あんまり長く浸かれない (時間もないし、運動中に過剰に暖めるのは、よくないのでね)。脱衣場で服をきていたら、おじさんに話しかけられた。Tour of Japan の南信州ステージを観に行ったんだ、自転車はすげえな! がんばれよ! とのこと。ToJ を観に行った、というのは、このあたりを走っているとよく言われることなのだけれど、ああ、ここは日本だけどロードレースにみんな興味もってくれてるんだな、と嬉しくなるね。
昼神温泉を出てしばらく下って、153号に合流。いよいよ飯田市。このあたりからアップダウンの繰り返しになって、2日で山5つ越えた身体には、とにかくきつい。中央道の飯田山本インターあたりでは、一度歩道に避難したりしながら、必死に走る。
… とその時。
後ろから、クラクションを、ぱぱぱぱぱぱぱー、と鳴らされた。
こういうときに、なんだコノヤロウ、こっちは必死に走ってるんだ。でも迷惑かけちゃいないぞ、というのは、サイクリストなら誰しもが思うことに違いない。が、もちろん狭い道を自転車が走っていれば邪魔になることもあるわけで、そこは大人の対応で、後ろを振り返って、すみません、という感じで手を挙げる。
… あれ?
運転席から手を振られたよ。てゆか、くま☆さんじゃないですか!! どーん。
「いやー、見たことあるジャージが走ってると思ったら、長名さんじゃないですか」と、お仕事中なのに車を止めてくださいました。しばし立ち話。それで僕が、「そういえば今夜ヒマだったらご飯行きましょうって、京介さんと話してるんですが、連絡ないんですよー」というと、電話までかけてくださった。しかし、出ない (笑)。そして、携帯電話置いたままどっかいっちゃった、というところまで判明。その先の自動車屋さんにいるかも、ということで、行ってみたものの、ちょうど行き違いな感じで、しばらくそこにいたら連絡がついて、あとで鼎でご飯食べにいきましょう、ということになった。くま☆さんも来てくださるとのことで、彼は仕事の続きへ、僕は飯田方面へ。
あとは下りだけだった。153号をずがーっと下って、飯田 IC へ入る方向へ右折。インターの前を下って、名古熊中央を左折して、APITA のあたりを通って、「赤門や」さんへ。自動車屋さんなんかでずいぶんのんびりしたので、時計は19時を回っていた。
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お抹茶と赤飯饅頭をいただいて、ひと息。女将さんといろいろ話す。昨日今日走ってきた道のこととか、このあたりの水源のこと。飯田中央通りにお店があった時は水道の水がよかったけれど、引っ越してきたら水源が違ってお店のお菓子には合わず、井戸を掘ったとか、そんな話。
鼎の駅に行く時間になって、荷物は持っていけないので、ひと箱家に送っていただくことにした (自宅に戻って受け取ったら、お手紙まで添えていただいて、ありがとうございます)。駅まではずっと下り。駅前で京介さんと待ち合わせて、大雅飯店へ。一度行ったことがあって、おいしかったのだけれど、ここはやっぱり有名みたい。
で、大雅飯店の焼肉定食。
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ものすごいボリュームで、おいしくて、大満足。これは、山走ったあとにいいかも…
ちょうどごはんが出てくる頃にくま☆さんも合流して、9時くらいまでひとしきり自転車談義。楽しかったです。ありがとうございました。
お店を出たら雨で、後輪を外して京介さんの車に乗せていただくことになった。輪行袋もってきてたのだけれど、車で送ってくださるとのことで、ありがたい。車内では、自転車で旅をするのは本当にいいよねー、とか、竜東線大好き、みたいな話をいろいろした。なんかこう、こうやってまた信州に仲のいい人が増えていくんだなー、と思って、嬉しかった。
宿には10時頃到着。僕のバックパックは既に部屋に運んでくださってあり、荷物を整理してお風呂をいただいて、12時頃布団にもぐりこむ。ほんとうはもうちょっとゆっくり楽しみたい宿なので、もったいないんだけど、短い時間でも落ち着ける場所に泊まるというのは、やっぱりいいね。
100.95km、平均時速 21.9km/h、走行時間 4:36:17。

南信州峠アタック: 1日目

夏なのに研究室に閉じこもっているのもアレだなー、ということで、信州行くことにした。木金土、と3日間の休みを確保して、木曜の朝、中央線の特急に飛び乗る。文字通りぎりぎり間に合った感じで、茅野まで。
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特急は本当に速くて、11時半過ぎに茅野駅につく。自転車を組み立てて、心拍計のベルトを胸に巻いて、飲み物を用意して、という準備をズバーッっと片付けて、12時前にスタート。道はよくわかっていなかったんだけど、なんとなくこっちだ、という方向に行ったら、「152号線 高遠方面」の看板が現れる。ラッキー。
茅野スタートだと、杖突峠の登りはいきなり始まる感じで、駅を出て15分後にはもう登りにかかっていた。ウォーミングアップなしでいきなり登るわけで、峠にかかるはじめにトンネルがあるのだが、このあたり、最初からしんどい。途中で2回くらい写真をとったり水を飲んだりするために小休止して、でも、わりとしんどくなかった気がする。
杖突峠のてっぺんは展望がきかないが、その手前に駐車場とかおそば屋さんなんかがある。途中で「蕎麦 いわなみ 2.1km」の看板をみて、あと 2.1km だ! と救われた思いだったので、おそばをいただくことに。
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お店からは諏訪湖がよく見える。この景色、俺が全部登ってきたんだぜ! というのが、峠の登りのすてきなところ。
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ざるとろろ。生き返る思いだった。ごちそうさまです。うどんも好きですが、やっぱり蕎麦ですよ。調布出身だしね。
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ちょっと登ると峠のてっぺん。頂上を通過してギアをアウターに入れる瞬間、というのが大好きなんだけど、今回はあちこちで写真を撮る、ということに決めていたので、通過しないでおとなしく写真を撮ることにしているので、止まって写真。標高 1247m.
有賀峠とか杖突峠とか、このあたりの峠はみんな諏訪側が強烈な坂で、伊那側は緩い感じ。必死に登った後に、ゆったり降りていく感じがすごく好きだ。それほど飛ばさずに、35km/h くらいで、小さな街をいくつも抜けて、高遠へ向かう。
高遠についたら、饅頭を買うことにしていた。補給食にもいいしね。
そういうわけで、市街に入って、まっすぐ「あかはね」へ。
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ふたつ買って、ひとつは食べて、もう一つはポケットにしまう。商店街を抜ける最後のあたりにある、ヤマザキストアーで水を買う。「さっきも自転車のお兄ちゃんたちがきたよ。京都からだって」とお店の人。杖突峠登ってるときに、キャンプ道具積んだ人たちとすれちがって、声をかけてもらったんだけど、どうやらその人たちみたい。京都あたりの大学のサイクリング部なんだそうだ。いいなー。しばらくいろいろ話して、ふたたび自転車にまたがる。
高遠からもひきつづき 152 号線を大鹿へ。ここは、中央構造線サイクリング大会のコースとも重なるんだけど、美和湖の手前でけっこうアップダウンがある。大会のときはとにかく必死で、なんだかわからなかったんだけど、あれはダムへの登りだったんですね。知らなかった。そういうわけで、今回は誰において行かれるわけでもないので、止まって写真を撮る。
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美和湖の脇を通る道は、若干のアップダウンがあるものの、基本的にフラットで、ずっと湖が見えて、非常に気持ちいい。
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ダムを過ぎて、川沿いの道になると、やがて分杭峠のふもとの、市野瀬の集落にたどり着く。
ここには「伊那里」というバス停があり、南アルプスに登る人たちがやってくる。
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ちょうど新宿からの直通バスがなくなったばかりで、JR バスの車庫には撤去されたバス停の看板が並んでいた。
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待合室でおまんじゅうをいただいて、出発。いいお天気ですよ!! 15時ちょっと前。
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バス停のちょっと先に農協があって、その斜向かいで水が湧いているので、それをボトルに入れて登る。登る。登る。うひー、峠二つ目なので、めちゃめちゃしんどいですよ。2回足ついた。そして、写真撮る余裕なんてなし。
分杭峠の手前には、駒ヶ根から中沢を経て上がってくる道とぶつかる、中沢峠がある。ここまでくれば、わりともうすぐな感じ。
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中沢峠には 15:40 。日没までには充分山降りられるな、という時間で。車できて道に迷っている人に道を教えたり、駒ヶ根警察署の方に励まされたりして、最後の気合いで分杭峠へ上がる。1424m です。俺、頑張った。
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登ってくるときは天気があんまりよくなかったんだけど、大鹿側は晴れているかな? という感じ。
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分杭の下りは強烈なんだけど、今日は荷物を背負っているし、試合でもないし、若干セーブして下る感じ。写真を撮りたかったんだけど、天気はやっぱりあんまりよくなくて、残念。
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写真とってたら、チェーンステイにバッタがとまったよ。
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大鹿では先月お世話になった「あたらしや」さんに立ち寄ったんだけど、ご主人も奥様もお留守で、残念。そのままズバーッと下って、小渋湖の脇を抜けて、ダムへ。
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小渋ダムまでくると、あー、帰ってきたなあ、という感じ。そのまま59号線を渡場まで降りて、18号を北へ。中央アルプスと、そこに沈む夕陽が強烈にきれいだった。
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で、中川村。ここはいくつか深い沢を渡る橋があって、そこの前後に強烈な登りがあるセクションがある。ここは元気でもしんどいので、今日はもう無理。ほんと無理。でもなんとか登る。
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今夜の宿は駒ヶ根なんだけど、しかし、そこまで一気に行ける自信がなかったので、日曽利橋を渡って飯島駅へ向かい、「ヤナギヤ」でケーキとコーヒーと、高校野球。1時間くらいお店の人と話して、日が暮れてから153号を駒ヶ根へ。
ここもそれなりに登りがあるけれど、ゴールが近ければ脚も軽い。道は山の向こうに沈んだ太陽の残照でうす明るく、草のにおいがして、幸せだった。
宿にチェックインして、「らくだ」でごはんを食べて、コインランドリーで洗濯をして、寝る。
103.97km、平均時速 22.4km/h、走行時間 4:38:17。