畏れ多くも座長を仰せつかったので、数値計算流体シンポジウムというのに行ってきます。
僕らはアクセラレータのセッションで、つまり、どうやって速く計算するか、ということなので、計算機科学の立場からのアプローチ。
流体というと、飛行機や船舶をはじめとして乗り物とか、エンジンとか風車みたいなものを連想しがちですが、プログラムを見るとかなり面白い。防災 (竜巻とか) から医療 (血流とか) まであり、流れるもの、というのは身の回りにいくらでもあるわけで、でも、やっぱり気体とか液体の挙動というのは難しくて、それを研究する余地というのは無限にあるんだなあ、と思った。なんというか、流体というのは抽象度を下げてマジメにシミュレーションしようとすればするほど、果てしなく計算量が増えるので、まだまだこれからな気がする。
しかし、生命とか流体とか、なんでそういう、無限に計算量がある世界に踏み込んでしまったのか… ま、いろんな分野に貢献することが計算機科学の使命であり、発展の原動力だと思うので、いいんだけどね。
というわけで、仙台で会いましょう。でも… 日帰り? まじで??
新幹線があるから、いいか。がんばろう。
それで、誰か僕の発表スライドを作ってください… もういっぱいいっぱいです。