Is GPL a joke?

ちょっと古いんだが、9月に BusyBox に関する GPL 侵害の訴訟が起きている。
最近、オープンソースソフトウェアが世間的に広く認知されてきて、その筆頭が Linux であり、GPL 陣営なわけだが、GPL がオープンソースだ、と思われては困る、と思う。
もちろん、gcc なんかがなくなったら非常に困るし、FSF が果たしてきた役割というのは非常に大きいわけで、GPL な人たちには心の底から感謝せねばならないのだが、GPL は原理主義的すぎる、という見方があることも忘れてはならない。だがしかし、少なくとも僕は、自分の書いたソフトウェアを GPL でリリースしたいとは (まったくもって) 思わないのだ。著作権は (少なくともこの国では) 自動的に発生するので、法と良心の許す範囲で勝手に使ってくれればいいと思うわけだが。ある程度オープンソースというものが世間的に理解されて、「オープンソースのプロジェクトにタダ乗りするのは大人のやり方じゃない」ということが認知された現在と、GPL の草創期とでは、全然状況が違うのだ。
それに、BSD ライセンスくらいのほうがいい、というのは、MacOS X と FreeBSD で証明されている。GPL であるところの Linux はいつまでたっても Linux 以上の何かにはなれないのだから。

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