昨日の自転車

往路 26.1km/h 復路 28.1km.
いまいちだった。帰りはけっこう飛ばしてたかな。時間帯がいつもより早かったので、登戸の橋を渡ったあたりで車の流れにはまって一気に失速した。
往路は途中で計測が止まっていたような気もしなくもない。
ていうか、後変速機がなんか調子悪くて、調整しながら走っていたからなー。
でも、ダウンチューブのアウター受けにアジャスタがついているのは、ほんと便利です。
おかげで、職場につくころには気持ちよく変速が決まるようになりました。
しかし、しばらくサボってたわけですが、チャリ最高。レーサーシューズがペダルを捉えてロックする瞬間に、2足歩行しなきゃいけない、ふつうの人間の世界から解放されるんだ。昨日はひたすら眠くて、あー、仕事いきたくねー、とか思ってたんだけど、チャリ乗ったら俄然やる気に。チャリ乗ってる間ってなに考えてるの?とか、よく聞かれるけど、
– とにかく、どうやって事故に遭わずに生き残るか必死に考える
– 余裕のあるときはどうやったらもっと速く走れるかを考える
の2点に尽きるといえるでしょう。これしか考えてないんだから、つまんない憂き世の悩みなんか忘れて当然ですね。ていうか、この第一項に集中しなければ絶対に事故って死ぬという、そういう乗り物でもあります。なにしろ、防具はヘルメットだけで、衣服は真冬でもせいぜい長袖と半袖のTシャツを重ねて着るくらいで、つまりほぼ裸の状態でもって 40km/h で巡航する乗り物なんて、ほかにないからな。一方で、速いチャリ買って、調子にのって事故るひとがあとをたたないようですが、それはつまり、乗車中に考えるべきことの第一項が僕と違うからだと思う。
そうそう、後輩が、「自動車の運転なんて、チャリに比べればゲームみたいっすよね。つまんない」といっていたけれど、まったくおっしゃる通りです。自動車は、まあ、道路が空いていればチャリより圧倒的に速いけれど、ロードレーサーの強烈なスピード感にはほど遠いし、なんていうか、自由じゃない。
飛んでいる感覚っていうのは、ああいうものかもしれないね。人間だから飛べないけど。
そうそう、他のスポーツで似ているのがあるとすれば、スキーだ。
猛烈なスピードが出て、障害物にぶつかったり転倒したらけっこうなリスクがあって、ゲレンデからはみ出さない範囲で経路が自由、という点が似ていると思う。
スキーは下り中心だから、何時間も峠を死ぬ気で上り続ける、とかそういうのはないけど。
32.68km @ 27.1km/h (1h12m07s) odo 2587.0km

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