写真とか

高校の写真部の後輩とか、大学の後輩と、写真の話をする機会があって、
機材の話をしたりしながら、いろいろ考えたのだけれど、
最近やっぱり、全然写真撮ってなかったり。
ちょっと寂しい。
撮るべきものを見失ってしまった、という表現が正しいのか、
写真という手段を以って伝えなければいけない気持ちがなくなった、というべきか、
いずれにしても、最近全然フィルムを回していないことだけは、厳然たる事実。
機材が故障で変わったりとか、そんなことを理由にしてきたけれど、
なんか違う気もする。やっぱり、いつか、写真展をやった時に書いたように、
僕は、写真を撮らなくなったら心が死んでしまう、と思う。
大声で歌うことだけが、唄うことではない。
だから、ひっそりと、自分の写真を撮れたらいいな、と思っていた。
いまでもそれは変わらないけれど、
昔よりももっと、自分のペースでもいいのかもしれないと、そう思う。
いつか、何かに書いた言葉だけれど、
写真を撮ることは、手紙を書くことだと思う。
自分を見つめ乍ら、大切な誰かを見つめ乍ら。
最近思うのは、自転車で走ることは、手紙を届けることなのかもしれない、ということ。
速過ぎず遅過ぎず、自分の速さで、走り続けたい。

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