長崎駅で、京都行きの夜行を待っていたら、駅前のスクリーンで、
ずっと長崎新幹線の早期実現を、みたいなビデオが回っていた。
もちろん、新幹線みたいな高速列車が通るのはいいことだけれど、
夜行列車が減ってしまうのはちょっと悲しい。
新幹線は素晴らしく速くて便利だけれど、
機関車の牽く夜行列車、というのは素晴らしく静かで、快適である。
目が覚めて、カーテンをあけると見知らぬ街を列車が走っている、
というのはとても素敵だと思うし、それがモーターの音のする電車でなく、
機関車の牽く列車であれば、とても快適に眠れる。
長崎と京都を結ぶ「あかつき」には、
寝台車だけでなく座席車もついていて、この車両はとてもいい椅子だし、
なにより寝台車より安いので、けっこう気に入っていて、去年も乗ったのだが、
こういう列車がなくならないといいなぁ、と思う次第。