tiff 入った

tiff はちょっと hack したら入った。
エラーが出るのが OpenGL まわりだが、libtiff の OpenGL support なんて使わないと思うので、手動でこしらえる作戦。
% sudo port build tiff
エラーで止まる
% cd /opt/local/var/macports/build/
_opt_local_var_macports_sources_rsync.macports.org_release_ports_graphics_tiff/work/tiff-3.8.2
% sudo ./configure –mandir=/opt/local/share/man –with-docdir=/opt/local/share/doc/tiff-3.8.2 –with-jpeg-include-dir=/opt/local/include –with-jpeg-lib-dir=/opt/local/lib –with-zlib-include-dir=/opt/local/include –with-zlib-lib-dir=/opt/local/lib
% sudo make
% sudo port install tiff
こんな感じで、わりと簡単だった。
tiff が入って、無事に make できたもの:
– gtk
– ImageMagick
そのほか最近いれたもの:
– aquaterm (昨日更新されて、動くようになった)
– ccache
gimp2 は、libglade で詰まった。glade なんか使ってるのかよ!
gnuplot は、aquaterm は入ったものの、pdflib で止まる。
gtk が入ったので、仕事ができるようになって、めでたい。

NH0667

久しぶりの長崎行き。いつもの全日空 667 便。
台風20号が関東地方に接近しており、羽田はすごい雨と風で、真っ暗。離陸してしばらくはかなり揺れたが、雲の上に出たら落ち着いた。
ミーティングでも学会でも、もちろん旅行でもなくて、理由は秘密ですが、けっこう緊張ぎみ (あ、結婚とかでもないですよ?)。
ま、なるようになるさ。精一杯やるだけです。

Leopard その後 (MacPorts とか)

Macports で徐々に環境構築。
最初から MacOS に入っていてびびったもの
– svn (subversion-1.4.4)
ダメだったもの
– tiff
– mlterm
– w3m (なんか、build がおわらなくなる)
– gtk (tiff から先に進めないのでいまのところダメ: glib は OK)
– screen (標準で最新のが入ってるから、まあいいか)
– gnuplot (AquaTerm がダメ)
– boost
使えているもの
– urxvt (rxvt-unicode)
– lv
– glib
– ptex
– tgif
あと、softwareupate っていうコマンドがあり、softwareupdate –list とか、softwareupdate –install -a とかすると、GUI なしで Apple のアップデートが実行できる。いいかも。前からあったのかな、と思って 10.4 なマシンをみてみたら、前からあったんだ。知らなかった…
rxvt-unicode は案外悪くないので、このまま mlterm から乗り換えてもいいかも。

MacOS X 10.5 Early adoption

普段ふれている時間が圧倒的に長いのは MacBook だ。そろそろハードディスクを交換したいな、と思っていたのだけれど、ちょうど MacOS X 10.5 (Leopard) が届いたので、HGST の 250GB のディスクを購入してやってみることにした。ハードディスクは、近所の PC Depot というお店で 19,970 円だった。秋葉原あたりにいけばもっと安そうだが、家から歩いていける距離なので、手間を考えれば充分に安いと思う。
で、ふつうに Mac を使う人ならば、全然問題ないと思う。たとえば、入れてみてさっくり動いたのは、
– ATOK2007 (なんか、JUSTSYSTEM によると若干不具合があるらしいが、いまのところ快調)
– iLife ’08
– iWork ’08
– ecto (Blog を書くためのツール: まだ 2.x を使っている)
– Carbon Emacs Package
– Adium X (メッセンジャ)
– Skype
– Growl
といったところ。つまり、普通に使う分なら、まったく問題ない感じ。
不具合があったのは、
– X11.app (なんか、Dock のアイコンが増殖する…)
– MacPorts の一部 (libtiff とか作れないので GTK が使えない。困った…)
といったところ。というわけで、Unix ベースな開発環境として使っている人には、まだ若干不便かもしれない (自分がまさしくそれなんだけど、どうしよう… 昔みたいに /usr/local を自分で作ろうかなぁー)。
こりゃいいぜ、と思ったのは、
– /usr/bin の ssh の、passphrase 入力が keychain 対応 (SSHKeyChain とか要らないっぽい)
– .Mac で、システム環境設定とか Dashboard Widget も sync できる
– Spaces はめちゃめちゃイケてる
– 日本語のフォント増えてる?
といったところ。
来週までは発表ばっかりなので、iWork とか動けば充分幸せなんですが、それ以降のために開発環境まわりをなんとかしないとなー…

茄子


「茄子 スーツケースの渡り鳥」みた。
なんていうか、自転車レースには人生のすべてが詰まってる、という感じが出ていて非常にいいね。
それになにより、宇都宮のコースの描写が見事だ。俺、走ったことないけど。
しかし、あー、チャリ乗りてぇなあ。
山をワシワシと登って (できればそこで何人かぶっちぎって)、下りを目一杯攻め込む快感といったらないね!

iWork ’08

かなり重要なプレゼンがあり、いままで一番気合いが入っているのではないか、というスライドを iWork ’08 で作っている。博士3年の春から Mac に乗り換えて、それ以来、博士の学位審査も含めてほとんどのプレゼンテーションは iWork (というか Keynote) だ。口頭発表のスライドも、ポスター発表のポスターも、みんなこれで作っている。Mac 版の MS Office はなんだか重たい感じがするし…
iWork の弱点はアニメーションと数式とグラフだ、とずっと思っていたのだが、iWork ’08 のアニメーションはかなり強力で、洗練されたインタフェイスにまとまっていると思う。グラフは Numbers が入ったことでかなり自由度が上がって、これで充分といってもいいだろう。Numbers は「ふつうの人のための表計算」であって、理系の仕事で使う場合の自由度は Excel ほどではないけれど、Excel の機能が全部必要になるようなことは、そもそもあんまりない。数式はまあ、Grapher で書けないときは工夫するしかないかな。
基本的な操作はある程度 help とかを読んで覚えないといけないのだが、そのあとはいろいろ使っているうちにどんどんわかってくる、というのが Apple のユーザインタフェイスのすごいところだ。まったく恐れ入ります。こういうのが作れるといいなー…