研究室も早いもので3年目。
昨年度のはじめに学生用の端末なんかは充分な台数を確保したので、次はCADとかの環境だよなー、とか、前職の頃から使っているNASもバックアップがないしストレージもいるよなー、と思ったりしています。
去年、Netgear の GS716T というスマートスイッチを購入したときに、16ポートなのにLink aggregation group (LAG) が2本しか設定できないのでびっくりしました。で、ちょっと調べてみたところ、
GS716Tv2: 2 LAGs
GS724Tv3: 4 LAGs
だそうな。うちは教員研究室が機器室も兼ねているので、ファンレスなのが非常にありがたいのだけれど、ちょっとね…
というわけで全前職時代に Myrinet-10G とかでさんざんお世話になった Procurve のラインナップをみてみると、
HP Procurve 1810-24G: 8 LAGs up to 4 links/LAG
これかな。しかし、普及価格帯の managed switch って安くなりましたね…
投稿者: yasu
台風とか
季節外れですけど、沖縄で台風くるとこうなりますよ、というアレ。
本番が近付くと、高い橋とかが閉鎖されます。これはどこでもあることですが。写真は那覇の泊大橋。
木が折れるのはわりとあること。
もちろん、根っこから倒れることだってあります。
エアコンの室外機もよく壊れます。
ファンが壊れることもあるし、基板がやられることもあるし、台座ごとぶっ壊れることも…
集合住宅ではよく、「非常の際はここを破って隣へ」というアレを、エアコンの室外機が次々に突破していったという話を聞きます。
エアコン、自宅はガマンすればなんとかなるとして、職場のエアコンが壊れるとコンピュータは使えなくなるし、予算の都合とかでなかなか直せないしで、大打撃です。
でも、屋根がこんなふうになるのはあんまり見ない… かな。瓦屋根は漆喰でちゃんと固めていますし、コンクリートのおうちが多いので。
電話や電力といった電線を使ったインフラは当然のようにダメージを受けます。停電は那覇あたりではほとんどなくなっていますが、長い地域では2日から3日、電話だともっとかかることもあり、他の地域のNTTから救援部隊がやってきたりもします (鹿児島から船で1泊、大阪からなら2泊かかるので、つまりそれ以上かかっているということ)。
これなんかは元がどうなってたかわからない感じですが、こういうことも…
でも、沖縄にきて素晴らしいと思うのは、台風で暴風警報が出てバスが止まると、ほとんどの職場が休みになること。ひどくなったら外に出られなくなったり (風圧でドア開かなかったりしますし)、停電するのは当たり前。家に帰れなくなるまで仕事したりとか、そういうことはありません。
被害が出ることはわかっていても「どうせたいしたことないだろ」とタカをくくって普段通り過ごすからこそ「想定外」という言葉が出てきたりするわけで、備えられるものにはちゃんと備えるって大事だな、と思います。
グリーンピース抜き
ソフトDr.
沖縄に引っ越すことになったらHOWTO
さて、ずっと書こうと思っていた、東京から引っ越してきたときの話。
採用面接を受けたのが2年前の2月15日。その1週間後くらいには採用の内示の電話がかかってきて、4/1か5/1には着任、ということになったので、突然に沖縄への引っ越し計画が始まりました。
まずは家探し。これは、2泊の日程で那覇に滞在して、不動産仲介のサンプラスさんに飛び込みでお伺いし、一日半くらい物件をあちこち見せていただいて、決めてきました。当時は沖縄の地理もあまりわかっていなかったのですが、大変よい物件をご紹介いただいたなあ、と思います。一人暮らしには広すぎたかもしれませんが。
転居先が決まったら、いよいよ本題の荷物。大学の教員なんていうのは自営業みたいなもので、僕の場合は、研究室にあるもののうち、机と椅子以外のほとんどは外部からの研究費か私費で購入したものだったので、研究室のほぼ丸ごとを持って行くことになりました。機材と書籍がすごい量です。自宅のほうはというと、実家暮らしでしたから、持って行く家具の類がほとんどなかったのが幸いでしたけれども、基本的にもう東京に戻ることはない感じなので、書籍とかをごっそりもって行くわけで…
研究室の荷物はこんな感じ。これ、パッキング開始したときの写真なので、これで半分くらいですかね…
パッキングは自分でやればいいので、鉄道コンテナ使う 単身パックX とかいいよな、と思ったわけです。でも沖縄は取り扱い範囲外 (JRは通ってないものの、貨物の取り扱いはあるんですけどね…)。あは。
航空貨物だと、たとえば ANA CargoでLD-3コンテナ (幅1930, 奥行き1400, 高さ14100) を深夜便のコンテナ貸し切りで羽田から那覇までもって行ってもらうと 171,000 円。しかし、LD-3 ひとつじゃ到底引越なんてムリなので、これは却下です (LD-3 って何よ、という方は、空港でぞろぞろつながった台車に乗っかって飛行機にどんどん乗せられていくコンテナを想像していただければよいかと)。
で、やっぱり船だろ、ということで、マルエーフェリーやら琉球海運かな、と。東京と沖縄の間の船は、旅客扱いのないものも含めるとかなりの頻度で運航されているのは、東京に住んでいるとあまり考えなかったことだけれど。しかし、電話してみると、船会社では東京港から那覇港までの扱いになってしまうので、ドアからドアまでの場合は陸上輸送をやっている関連会社をご紹介しますよ、とのこと。
それで電話してみたのは沖縄輸送サービス。
一人暮らしです、といったら、最初に提案されたのは混載貨物。3立法メートルで10万くらいですよー、とのこと。しかし、なぜかホワイトボードとかあるし、精密機器の類も山ほどあるしで、さすがにそれはムリなので、コンテナをお借りすることにした。10ft コンテナで、内寸は 2920 x 2293 x 2366 なので、ちょうど 2t 車くらいです。最初はコンテナのドア to ドアで15万くらいかな、という話でしたが、コンテナを直接持ってくるにはちょっと道路が狭いのでは、ということで、東京港と那覇港でトラックとコンテナの積み替えをしてもらうことにして、17万ちょっと (運転手以外の作業員の方の料金は別)。
結局、搬出直前には50箱あまりの段ボールが実家の居間を埋め尽くす状況になり、4/9 搬出、4/11 船積みで 4/15 に沖縄の家に搬入でした。友人と先回りして軽のバンを借りておいて、職場の荷物を全部それに放り込んで、一日で家と職場への搬入が全部おしまい。
自分でもよく動き回ったと思いますが、いろいろ手伝ってくださったみなさま、ありがとうございました。
おひっこし完結編
最後に残っていた自転車と、お客さん用のお布団を搬入して引越はほぼ終了。自転車を積み込むのは慣れていたけど、お布団は・・・こんなにあったっけか。
お掃除も済ませました。
新居との間は僕の職場をはさんで車で40分ちょっとなので、荷物を全部段ボールに詰めるのではなくてちょっとずつ運んでは片付けて、を繰り返したので、入居2週間でほぼ片付きました。ま、もともと、ものをたくさん持たない生活をしていたこともありますが、使った段ボールも片付け完了。
荷物の中から、東京から沖縄に引っ越しの荷物を送ったときの送り状と、最後に沖縄に飛んだときのオーバーウェイトの領収書がでてきました。前の家に荷物を入れたのは2年前の4月15日。昨日でちょうど2年です。
そんなわけで、やっと落ち着きましたので、南の方へお越しの際はぜひお立ち寄りください。
お引っ越し Day 4
ベッド組み立てた。ガススプリングでマットレスががばっと持ち上がる仕組みがついているやつで、なかなか大変でございましたよ。
夜中に平気でインパクトドライバー使える環境なのは、仕事から帰ってからでもこういう作業できるってことなわけで、ありがたい。
お引っ越し Day 3
やったこと:
– あちこちの E17 口金のクリプトン電球を LED に取り替え
– ベッドのフレームの一部を仮組みして位置を考えるなど
お引っ越し Day 2
やったこと:
– 物干し台を組み立てて外に設置
– 食器棚再構築 (中身はやってません)
– テレビを映るようにした (前の家とは違うところから電波がきており、チャネルも違うっぽい)
– 散水用のホース設置
– クリプトン球 (60W) をふたつ LED に交換
いや、疲れたよ。
お引っ越し Day 1
年末に契約して、3月中旬に引渡になった新居。
引渡のいろいろが終わってそのまま出張だったので、沖縄に戻ってきてやっと引越が本格化です。
毎晩のように夫婦で車にめいっぱい荷物を詰めて運び出すのは夜逃げみたい…
軽自動車とはいえ二台あるとそれなりの輸送力で、本棚とかベッドやテーブルまで、もちろん一部は解体してですが、なくても生活できるものは一週間弱でほとんど搬送が終了。
あとの大物はマットレスと冷蔵庫、洗濯機だけ。これらを運ぶと本格的に生活拠点が移動するわけなので、同時にお鍋とか炊飯器もお引っ越ししないとだけど、それはまあ自分の車で運べるので。
で、うちを建てた業者さんが軽トラックを出してくれるというので、それに洗濯機とマットレス積んで、もう一台は社員さんのオープンデッキな車に冷蔵庫を積んでいただいて、荷物輸送は完了。手伝っていただいたみなさま、どうもありがとうございました。
夜まで必死に荷物を片付けて、ベッドはさすがに組み立てられないのでマットレスが床に直置きです…
家の中が散らかりまくっているし、まだ前の家にも荷物残ってるしで、しばらくどたばたが続きますが、落ち着いたらみなさま是非おいでくださいませ。