沖縄にきて思ったこといろいろ。
– 東京以上にコンクリートジャングルだと思う。木造住宅がほとんどないので、みんな鉄筋コンクリートの四角い建物で、しかも潮風で傷んでいる。那覇とか浦添あたりは建物が密集しており、市街地はかなりの圧迫感がある。東京のコンクリートジャングルは、基本的に高層ビル街であり、周囲にちゃんと計画的に緑地なんかが配置されているのでだいぶ違う感じ。
– 道路が広い。58号線なんか片側3車線だし、330号線も那覇から浦添あたりは高速道路みたいだ。みんな運転がワイルドでけっこうドキドキする。大きな国道は中央分離帯があるので、あちこちで U ターンする人もいる。だいぶ慣れたけど、自分でやるのはちょっと度胸がいる。車の流れはわりと速いけど、そんなに無茶して飛ばしている感じはしない。むしろ夜中の東京の幹線道路とかのほうがみんな飛ばすかも。
– でも家の前とかはやたら道が狭い。幹線道路から一歩入るとどこもそんな感じみたいだ。僕が買ったのは軽自動車だから問題ないけど、おなじ駐車場に普通にクラウンとか停まっている。どうやって入れるんだろ。てか、家から通りにでたところの会社の人、毎日路上駐車するのやめてほしいんですけど。車がきてても見えないんで・・・ま、でも、細かいことは気にしない♪
– 家は普天間基地の近く。夜もけっこう飛んでいるが、ヘリコプターが主だからなのか、滑走路の延長線上に家があるわけではないからか、そんなにうるさくはない。ヘリの騒音というのはそれなりのものだけれど、調布空港を離陸したレシプロ機が実家の直上を低空で通過するのに比べれば・・・という気もする (実は小型のレシプロ機というのは、真下だと排気管の都合で、かなりうるさい)。だけど、基地問題というものを肌で感じて、いろいろと考えさせられる。
– 朝8時に基地のほうから、「星条旗よ永遠なれ」に続いて「君が代」がきこえてくる。国旗の掲揚か、朝礼みたいなものでもあるのかしら。でも、日本の国旗国歌問題はともかくとして、米軍はちゃんと(少なくとも形の上では)日本に敬意を払ってくれているんだな、と思った。基地の中は完全にアメリカ、というイメージが先行しており、君が代が聞こえてくるのはちょっと意外だった。
– 沖縄の人は「〜いたします」みたいな場合に、「〜しましょうねー」という表現をよく使う。これが実に優しく聞こえて、癒される。市役所のスタッフや警察の窓口 (別になにかで捕まったわけじゃなくて、免許証の住所を書き換えてもらいにいった) も実におおらかだった。大学の事務とかもゆるーい雰囲気で、よかった。
– スーパーではわりと普通に魚を売っている。おいしいかどうかは、まだ食べていないのでわからない。お味噌と、おかめ納豆についていたタレはやたらとおいしかった。幸せ。県内産の野菜も豊富。大きさが不揃いなのとか当たり前なのが、非常にいい。農産物ってそういうもんだろ、と思う。なるべく県内産を食べるようにしようと思う。
– よく沖縄出身に間違えられる。大学の先生方には、「長名先生って沖縄のご出身ですか?」とよく聞かれるし、ガスの開栓にきた業者さんにも出身をきかれたあとで「ずいぶん沖縄は長いんですか」と尋ねられた。なんか、すっかり馴染んで見えるらしい。
– 気温は20度から25度くらい。まだ梅雨の前だからなのか、湿度はだいぶ低くて、手がかさかさしたりするくらい。洗濯物もすぐ乾く。ただ、梅雨をすぎて夏になると何がどうなるのかわからないのでとりあえず除湿器買った。
– だいぶ西なので、日没はさすがに遅い。6時過ぎてもまだ出歩ける感じ。
– この季節にも修学旅行がいっぱいくるらしい。いつ飛行機に乗ってもうしろのほうは修学旅行生。
– 最強食堂は最強すぎる。ごはんつくる気力がなくなったら行こう。