起きると、曇り。でも、雲がいい感じなので、朝食前にちょっとお散歩。
で、ごはん! ごはん!! ごはん!!!
しあわせ。走る前にこんな食べていいのか! という感じですが、食べなきゃ走れないしね。
部屋に戻って、ケーブルテレビの天気予報。なんか、1km メッシュの予報とかやってたのが、なくなった気がする。それに、
全国予報になぜか東京がないですよ (笑)。
まあ、天気はもちそう。今日は竜東線を北上して、岡谷まで出て帰る予定。
国道の田切の交差点からずっと降りてきたあたり。ここは広々としてて、いつきてもいい。
でも、山は曇っててみえなかった。残念。
で、いきなり 10% の登り。今日は大きな登りは火山峠だけだと思っていたのに… しかし、これはそんなに長い登りではなくて、よかった。
しかし、登りあれば下りあり。緑の中の緩くて長い下りは、すごく気持ちいい!!
駒ヶ根ではお祭りがあるそうで、トラックで筏を運んでいた。でかー。
たかずやファームのあたりから、火山峠の登りがはじまる。そばの花が咲いていた。
そんなに高い峠ではないし、きつい坂でもないのだけれど、3日目の脚にはこたえる。
途中で振り返ると、いま登ってきた道と、遠くにさっき通ってきた街が見える。これも登りの楽しみのひとつ。
登頂。峠から展望はきかない。
峠にはお地蔵さんと、「高遠街道」の小さな碑があった。この道は、いまは主要地方道伊那生田飯田線だけど、もとは高遠街道なのか。そうよね。
「火山峠」という看板が頂上にはなくて、それが残念だった。これは、下りに入ってから撮ったもの。東春近から県道209号に入って、春近大橋方面へ向かう。
途中で電話がかかってきて、止まる。でも、切れちゃったんだけど。
田んぼひろいなー。
なんか、引っ越したい。
お昼は沢渡駅の近くの「みのりや」へ。唐揚げ定食。
しあわせ。
土曜なのに、しばらくしたら満席になりました。
ご飯を食べてしばらく休憩してから、下島駅の前を通って伊那市駅前のメインストリートにつながる旧道を走る。で、361号から県道19号へ。19号は18号の終点につながっており、あと少しで18号線完走だったことに気づいたけど、まあ、今度でいいや。
19号はしばらく平坦。久々に快適にスピードが乗る。35km/h くらい。
で、三日町のところの信号で道を間違えた。道なりにいくと、天龍川渡っちゃう…
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橋と国道が見えて、おかしいぞ、と思った。
それで、堤防の上の道路を通って戻る。しかし、ここの道路、驚くことに自動車が通る… 自動車がくると、自転車といえどもすれ違えません。おそろしい。
ちょっと行くと激坂出現。
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この地図の、「長岡入口」の交差点を右に曲がると激坂。でも、登りはじめのところに湧き水があり、車で汲みにきている人が二人いた。
こういう水があちこちにあるのは、なんだか元気がもらえる感じで好きだ。僕も水筒に水を入れて、登り始める。舗装が荒れており、けっこうしんどい。
しばらく走っていたら、「みのわ愛す工房」という看板を見つけた。何かなー、と思って通りすぎたのだが、気になって戻ったら、イタリアンジェラート、だって。行くしかないぜ。
県道をはずれてちょっと走ったら、田んぼのなかにミニ牧場が出現。
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Fresh peach & honey milk をいただきました。おいしかった…
合鴨とかポニーがいた。牛はいないのかなあ?
これがお店。入り口がわかりにくいんだけど、写真の手前の階段を上がります。
お手洗いもあるし、自転車の旅にはいい感じ。またこよう。
箕輪まできてしまえば、辰野はすぐそこ。
せっかくなので、辰野駅に立ち寄る。
辰野駅前の商店街はいい感じ。このお店なんか、最高に渋いですが、ばりばり現役。
50円自動販売機を発見。
これは八十二銀行の向かい。タイムスリップ気味。
ここまでくると、天龍川もこんなに小さな川に。
19号に戻って、岡谷方面へ。いよいよフィナーレ。
高速道路の橋が見えて、
駅に停まっている電車が見えて、とうとうゴール。今日は 60km でした。
岡谷駅で自転車をパッキングして、「あずさ」に乗って東京へ。デッキに手荷物置き場みたいなのがある (というか、たぶん公衆電話の跡地なんだけど) 車両で、自転車を客室内に置かずにすみ、いい感じだった。
八王子から快速で三鷹へ出て、自走で帰宅。
60.69km、平均時速 22.8km/h、走行時間 2:39:24。
月: 2009年8月
赤福実現党
南信州峠アタック: 2日目
ホテルの朝食は9時までなので、7時に目覚まし。7時半頃ごそごそと起き出して、いろいろ準備をして、それからご飯。自分で選べるようになっており、たくさん食べられて、よかった。なにしろ一日自転車乗ってる間だけで 3000kcal なので、リカバリを考えれば 24 時間で軽く 6000kcal 以上必要な感じ。
そうそう、自転車は駐車場に置かせていただいたので、屋根もあって安心だった。
10 時ぎりぎりになってチェックアウト。今日はいつものホテル陣屋さんに泊まる (1日目は満室だった。繁盛しているようで、何よりです) ので、153号を飯島まで南下して、荷物を預ける。確実に 8bar まで入るポンプとはここでお別れなので、空気圧なんかを軽く点検。
駅前まで出て、日曽利橋へ下って、そこから昨日上がってきた竜東線 (県道18号) を下る。このあたりの竜東線は細くてカーブも多く、見通しの悪い区間が多いのだけれど、それはそれで趣があり、天龍川がきれいに見えたりして、けっこう好きだ。ただ、疲れている時に乗ると、不意に対向車が現れたりして、けっこう危ないので、気をつけないとね。
駒ヶ根から中川村あたりまではこんな感じのところが多い。
強烈な登りのある中川村の一箇所を除けば、比較的平坦で、走りやすい。
しかし、走り出してみると、脚には昨日の疲れがかなり残っており、登りがきついし、平坦路でも全開で走るのはキビシイ感じ。サラ脚なら、飯田市に入るまで1時間かかるか、かからないかだけれど、これはどうなるかなあ。それに、サドルに当たる部分の皮膚が若干擦れており、座っているだけで痛い。昨日オロナイン塗ってねたんだけど、ダメだったか。
そんなこんなで、中川でスーパーリアルかかしを目撃してぎょっとしたり、
「パルム豊丘」の「びぜんや薬局」で相談して軟膏を買ったり、
比較的のんびり南下する。一度天龍川の西側に渡ってまた東に戻る、生田の発電所あたりからは道も広くなって、快適。信号もほとんどないし、小さな街をいくつもつないでいくのが、なんともいえない趣で、この道は大好きだ。
豊丘で買った軟膏はかなりご機嫌な感じで、ときどき休憩のときに塗ったりしているうちに、だいぶ調子よくなった。そんなこんなで、12時まえに飯田のりんご並木に到着。天龍川渡ってからはけっこう登りなので、しんどかった。とはいえ、飯島から1時間半なので、かなり疲れていたとはいえ、まあまあのペースで、ぼろぼろではない感じ。PowerBar かじったり、水飲んだりして休憩。
そうこうしているうちに、小雨が降ってきたけれど、まあ大丈夫でしょう。駅前のローソンで飲み物とおにぎりを買う。おにぎりは二つ買って、例によってひとつは食べて、一つはポケットへ。ローソンの店員さんと、これから大平上がるんですよ、という話をした。自転車でいくなんて信じられないよ、と笑うおばちゃん。でも行くんです。坂はともかく、クマに食べられないようにしないとね。
大平街道の起点は、ローソンからちょっと下って、右へ曲がったところ。街道の起点、というのはなんだかワクワクするけど、当分登りだと思うと、それはそれで…
飯田線の踏切を渡って、中央道をくぐって、ひたすら登る。砂払温泉のあたりで、反対車線を自転車で逆走中のおじさんをぶっちぎる。けっこう脚に来てるが、まだまだ行けるな (笑)。多摩川精機の工場を過ぎたあたりから寂しい道になって、大休、というところでひと休み。
ちょっと登ると、猿庫の泉の入り口にたどりつく。ここ、けっこう景色いいのね。
泉まではけっこうな登りなので、今回はパス。
案内板の脇に、「大平街道」の碑が建っていた。明治の改修のときに建ったもので、もともとはさっきの大平街道起点にあったものだそうな。
さらに登り。それほど勾配のきついセクションはなく、全般的に走りやすい感じ。元気だったら、もっとぐいぐい行けるなこれ、と思った。ひと桁県道なので、路面状態もいい。問題はクマが出そうだということくらい (笑)。
でも、ときどき電力やら電話やらダムやらの自動車が通るので、まあ、それほど危なくもないでしょう。
写真はとらなかったけど、小さな沢を渡るごとに「ここは○○」という看板が立っているのが、非常に heart warming で、よかった。たまに「飯田峠まであと○km」とか書いてあるのも、心強かった。
猿庫の下にはダムもあるので、大きな川を渡るところもあり。でも一箇所だけかな。
この写真の橋の手前はしばらく下りで、そのあと登り返すわけで、それはそれはつらかった。
山また山、という景色の中をずーっと走って、
そのうち唐突に飯田峠の看板が現れる。1235m.
峠には、猿庫にあるのと同じような、立派な碑が建っていた。飯田線が通る前はみんなここを歩いて越えて、中央線に乗ったという。歴史ですなあ。
大平宿までは下り。昔、火災があって集団離村があったのだけれど、宿場は保存されていて、人もいる (夏場だけ?)。
黒川という川が清内路のほうへ流れている。橋の上で川を眺めながら、さっきのオニギリ。
ここで雨が降ってきて、引き返すか進むかちょっと迷ったのだけれど、予報ではそれほど降る訳でもなし、まだ午後3時で、時間はまだ充分にあるし、先へ進むことにする。飯田峠から宿場までは 100m ほど標高が下がるだけなので、1358m の大平峠 (木曽峠ともいうんですね) までは 200m ほどの標高差。距離にして 5km くらいで、それほどしんどくない。
それほどしんどくはないものの、1358m で雨、というのはけっこう寒い。おなかを冷やすと下痢になったりしてアレなので、ここからタオルを入れて走る。峠のてっぺんには短いトンネルがあり、抜けると南木曽町。「南木曽」という響きで、なんとなく、ああ、遠くにきたなー、という気持ちになる。
そして、トンネルの先は霧だった。視界が悪い、というほどではないけれど、ブレーキが濡れたりするわけで、慎重に降りる。途中で自転車とすれ違った。みんな登るなあ。
2km ほど下ると、木曽見茶屋というお店がある。
ここは、名前の通りに木曽の谷がすごくよく見えるんだけど、今日は霧です。残念。
山菜蕎麦をいただきながら、お店の女将さんといろいろ話す。最近は自転車の人がたくさんくるんだそうだ。近くにこんな峠があったら毎週行くなあ、と思う。いいよね… けっこう長居してしまった。あとで聞いたのだけれど、ここのおでんがおいしいのだそうで、次回はおでん。それから、普段は木曜金曜はお休みだそうで、夏の間の特別営業だそうな。気をつけなきゃね。
6km ほど下って、256 号線へ。妻籠のほうにも行ってみたいな−。くぅー。
256号線に出たばかりのあたりは、お土産物のお店なんかが並んでおり、水筒が空になっていたので、そこで水を買う。また登りなんでね。
清内路トンネルまではけっこうな登り。雨も本降りになってきた。トンネルは 1500m くらいだったかな。長い上に、照明のない区間もあって、ヘッドライト必須な感じ。怖いけど、交通量がそれほどでもなくて、よかった。
抜けたら曇りでした。はじめての阿智村。
もう、あとは基本的にずがーっと下り。下り。下り!!!!! 気持ちいいです。景色もいいしね。
なんというか、こういう立体的な風景というのは、東京では決して見られないんだけど、いいね。住むのは大変だけど、幸せだと思う。
それで、雨の中走ったりしたので、脛のあたりは砂がついたりして、けっこう汚れている。飯田についたら和菓子屋さんにいったり、もしかしたら中央構造線サイクリング大会で仲良くなった方々とごはん、という話もあったので、汚れたままじゃ嫌だなあ、と思っていたら、昼神温泉のあたりにさしかかった。そういえば温泉あるんだ、立ち寄り湯はあるかなー、と思っていたら、ちゃんと公営のがあった。タオルも売ってる。ラッキー。
お湯はとろとろで、とてもいい感じ。でも、まだまだ走るので、あんまり長く浸かれない (時間もないし、運動中に過剰に暖めるのは、よくないのでね)。脱衣場で服をきていたら、おじさんに話しかけられた。Tour of Japan の南信州ステージを観に行ったんだ、自転車はすげえな! がんばれよ! とのこと。ToJ を観に行った、というのは、このあたりを走っているとよく言われることなのだけれど、ああ、ここは日本だけどロードレースにみんな興味もってくれてるんだな、と嬉しくなるね。
昼神温泉を出てしばらく下って、153号に合流。いよいよ飯田市。このあたりからアップダウンの繰り返しになって、2日で山5つ越えた身体には、とにかくきつい。中央道の飯田山本インターあたりでは、一度歩道に避難したりしながら、必死に走る。
… とその時。
後ろから、クラクションを、ぱぱぱぱぱぱぱー、と鳴らされた。
こういうときに、なんだコノヤロウ、こっちは必死に走ってるんだ。でも迷惑かけちゃいないぞ、というのは、サイクリストなら誰しもが思うことに違いない。が、もちろん狭い道を自転車が走っていれば邪魔になることもあるわけで、そこは大人の対応で、後ろを振り返って、すみません、という感じで手を挙げる。
… あれ?
運転席から手を振られたよ。てゆか、くま☆さんじゃないですか!! どーん。
「いやー、見たことあるジャージが走ってると思ったら、長名さんじゃないですか」と、お仕事中なのに車を止めてくださいました。しばし立ち話。それで僕が、「そういえば今夜ヒマだったらご飯行きましょうって、京介さんと話してるんですが、連絡ないんですよー」というと、電話までかけてくださった。しかし、出ない (笑)。そして、携帯電話置いたままどっかいっちゃった、というところまで判明。その先の自動車屋さんにいるかも、ということで、行ってみたものの、ちょうど行き違いな感じで、しばらくそこにいたら連絡がついて、あとで鼎でご飯食べにいきましょう、ということになった。くま☆さんも来てくださるとのことで、彼は仕事の続きへ、僕は飯田方面へ。
あとは下りだけだった。153号をずがーっと下って、飯田 IC へ入る方向へ右折。インターの前を下って、名古熊中央を左折して、APITA のあたりを通って、「赤門や」さんへ。自動車屋さんなんかでずいぶんのんびりしたので、時計は19時を回っていた。
お抹茶と赤飯饅頭をいただいて、ひと息。女将さんといろいろ話す。昨日今日走ってきた道のこととか、このあたりの水源のこと。飯田中央通りにお店があった時は水道の水がよかったけれど、引っ越してきたら水源が違ってお店のお菓子には合わず、井戸を掘ったとか、そんな話。
鼎の駅に行く時間になって、荷物は持っていけないので、ひと箱家に送っていただくことにした (自宅に戻って受け取ったら、お手紙まで添えていただいて、ありがとうございます)。駅まではずっと下り。駅前で京介さんと待ち合わせて、大雅飯店へ。一度行ったことがあって、おいしかったのだけれど、ここはやっぱり有名みたい。
で、大雅飯店の焼肉定食。
ものすごいボリュームで、おいしくて、大満足。これは、山走ったあとにいいかも…
ちょうどごはんが出てくる頃にくま☆さんも合流して、9時くらいまでひとしきり自転車談義。楽しかったです。ありがとうございました。
お店を出たら雨で、後輪を外して京介さんの車に乗せていただくことになった。輪行袋もってきてたのだけれど、車で送ってくださるとのことで、ありがたい。車内では、自転車で旅をするのは本当にいいよねー、とか、竜東線大好き、みたいな話をいろいろした。なんかこう、こうやってまた信州に仲のいい人が増えていくんだなー、と思って、嬉しかった。
宿には10時頃到着。僕のバックパックは既に部屋に運んでくださってあり、荷物を整理してお風呂をいただいて、12時頃布団にもぐりこむ。ほんとうはもうちょっとゆっくり楽しみたい宿なので、もったいないんだけど、短い時間でも落ち着ける場所に泊まるというのは、やっぱりいいね。
100.95km、平均時速 21.9km/h、走行時間 4:36:17。
南信州峠アタック: 1日目
夏なのに研究室に閉じこもっているのもアレだなー、ということで、信州行くことにした。木金土、と3日間の休みを確保して、木曜の朝、中央線の特急に飛び乗る。文字通りぎりぎり間に合った感じで、茅野まで。
特急は本当に速くて、11時半過ぎに茅野駅につく。自転車を組み立てて、心拍計のベルトを胸に巻いて、飲み物を用意して、という準備をズバーッっと片付けて、12時前にスタート。道はよくわかっていなかったんだけど、なんとなくこっちだ、という方向に行ったら、「152号線 高遠方面」の看板が現れる。ラッキー。
茅野スタートだと、杖突峠の登りはいきなり始まる感じで、駅を出て15分後にはもう登りにかかっていた。ウォーミングアップなしでいきなり登るわけで、峠にかかるはじめにトンネルがあるのだが、このあたり、最初からしんどい。途中で2回くらい写真をとったり水を飲んだりするために小休止して、でも、わりとしんどくなかった気がする。
杖突峠のてっぺんは展望がきかないが、その手前に駐車場とかおそば屋さんなんかがある。途中で「蕎麦 いわなみ 2.1km」の看板をみて、あと 2.1km だ! と救われた思いだったので、おそばをいただくことに。
お店からは諏訪湖がよく見える。この景色、俺が全部登ってきたんだぜ! というのが、峠の登りのすてきなところ。
ざるとろろ。生き返る思いだった。ごちそうさまです。うどんも好きですが、やっぱり蕎麦ですよ。調布出身だしね。
ちょっと登ると峠のてっぺん。頂上を通過してギアをアウターに入れる瞬間、というのが大好きなんだけど、今回はあちこちで写真を撮る、ということに決めていたので、通過しないでおとなしく写真を撮ることにしているので、止まって写真。標高 1247m.
有賀峠とか杖突峠とか、このあたりの峠はみんな諏訪側が強烈な坂で、伊那側は緩い感じ。必死に登った後に、ゆったり降りていく感じがすごく好きだ。それほど飛ばさずに、35km/h くらいで、小さな街をいくつも抜けて、高遠へ向かう。
高遠についたら、饅頭を買うことにしていた。補給食にもいいしね。
そういうわけで、市街に入って、まっすぐ「あかはね」へ。
ふたつ買って、ひとつは食べて、もう一つはポケットにしまう。商店街を抜ける最後のあたりにある、ヤマザキストアーで水を買う。「さっきも自転車のお兄ちゃんたちがきたよ。京都からだって」とお店の人。杖突峠登ってるときに、キャンプ道具積んだ人たちとすれちがって、声をかけてもらったんだけど、どうやらその人たちみたい。京都あたりの大学のサイクリング部なんだそうだ。いいなー。しばらくいろいろ話して、ふたたび自転車にまたがる。
高遠からもひきつづき 152 号線を大鹿へ。ここは、中央構造線サイクリング大会のコースとも重なるんだけど、美和湖の手前でけっこうアップダウンがある。大会のときはとにかく必死で、なんだかわからなかったんだけど、あれはダムへの登りだったんですね。知らなかった。そういうわけで、今回は誰において行かれるわけでもないので、止まって写真を撮る。
美和湖の脇を通る道は、若干のアップダウンがあるものの、基本的にフラットで、ずっと湖が見えて、非常に気持ちいい。
ダムを過ぎて、川沿いの道になると、やがて分杭峠のふもとの、市野瀬の集落にたどり着く。
ここには「伊那里」というバス停があり、南アルプスに登る人たちがやってくる。
ちょうど新宿からの直通バスがなくなったばかりで、JR バスの車庫には撤去されたバス停の看板が並んでいた。
待合室でおまんじゅうをいただいて、出発。いいお天気ですよ!! 15時ちょっと前。
バス停のちょっと先に農協があって、その斜向かいで水が湧いているので、それをボトルに入れて登る。登る。登る。うひー、峠二つ目なので、めちゃめちゃしんどいですよ。2回足ついた。そして、写真撮る余裕なんてなし。
分杭峠の手前には、駒ヶ根から中沢を経て上がってくる道とぶつかる、中沢峠がある。ここまでくれば、わりともうすぐな感じ。
中沢峠には 15:40 。日没までには充分山降りられるな、という時間で。車できて道に迷っている人に道を教えたり、駒ヶ根警察署の方に励まされたりして、最後の気合いで分杭峠へ上がる。1424m です。俺、頑張った。
登ってくるときは天気があんまりよくなかったんだけど、大鹿側は晴れているかな? という感じ。
分杭の下りは強烈なんだけど、今日は荷物を背負っているし、試合でもないし、若干セーブして下る感じ。写真を撮りたかったんだけど、天気はやっぱりあんまりよくなくて、残念。
写真とってたら、チェーンステイにバッタがとまったよ。
大鹿では先月お世話になった「あたらしや」さんに立ち寄ったんだけど、ご主人も奥様もお留守で、残念。そのままズバーッと下って、小渋湖の脇を抜けて、ダムへ。
小渋ダムまでくると、あー、帰ってきたなあ、という感じ。そのまま59号線を渡場まで降りて、18号を北へ。中央アルプスと、そこに沈む夕陽が強烈にきれいだった。
で、中川村。ここはいくつか深い沢を渡る橋があって、そこの前後に強烈な登りがあるセクションがある。ここは元気でもしんどいので、今日はもう無理。ほんと無理。でもなんとか登る。
今夜の宿は駒ヶ根なんだけど、しかし、そこまで一気に行ける自信がなかったので、日曽利橋を渡って飯島駅へ向かい、「ヤナギヤ」でケーキとコーヒーと、高校野球。1時間くらいお店の人と話して、日が暮れてから153号を駒ヶ根へ。
ここもそれなりに登りがあるけれど、ゴールが近ければ脚も軽い。道は山の向こうに沈んだ太陽の残照でうす明るく、草のにおいがして、幸せだった。
宿にチェックインして、「らくだ」でごはんを食べて、コインランドリーで洗濯をして、寝る。
103.97km、平均時速 22.4km/h、走行時間 4:38:17。
信州いってきた。
とりあえず地図にずがーっと線引いてみた。
断面図も出ればいいのにね。
より大きな地図で Aug.2009. Bike touring を表示
南信州ツーリングまとめ
夏休みがとれたので、南信州いってきた。3日で 260km, 最初の2日間は全部山で、しかも一日100kmという攻めまくりなスケジュール。
とりあえず、走行距離とか心拍計の記録のまとめだけ。
3日で、自転車乗ってる間だけで 7500kcal くらい消費した計算。あほですね。
08/20
103.97km at 22.4km/h 4:38:17, Odo 6788.3
Leg 1: 11:48 start. 茅野-杖突峠. HR average 157 peak 176. T/E 4.2. 562kcal. 41m36s.
Leg 2: 12:38 start. 杖突峠-市野瀬. HR aveage 148 peak 171. T/E 3.7. 909kcal. 1h17m.
Leg 3: 14:55 start. 市野瀬-分杭峠. HR average 164 peak 176. T/E 4.3. 692kcal. 47m36s.
Leg 4: 16:12 start. 分杭峠-駒ヶ根. HR average 135 peak 173. T/E 3.5. 1230kcal. 2h08m.
08/21
100.95km at 21.9km/h 4:36:17, Odo 6891.0
Leg 1: 10:07 start. 駒ヶ根-飯田. HR average 124 peak 163. T/E 2.3. 972kcal. 2h06m.
Leg 2: 12:46 start. 飯田-大平峠. HR average 142 peak 168. T/E 3.5. 1098kcal. 1h43m.
Leg 3: 15:10 start. 大平峠-飯田. HR average 117 peak 171. T/E 3.0. 1103kcal. 1h08m.
08/22
60.69km at 22.8km/h 2:39:24, Odo 6960.4km
Leg 1: 10:14 start. 飯島-沢渡. HR average 121 peak 161. T/E 2.7. 750kcal. 1h39m.
Leg 2: 12:45 start. 沢渡-岡谷. HR average 128 peak 161. T/E 2.8. 965kcal. 1h53m.
数字だけだとアレなので、すこしネタを。
2日目は、サドルにあたる部分が擦れて痛くて、豊丘の竜東線沿いにある「パルム豊丘」の「びぜんや薬局」で相談して、これ買った。
いままでは chamois cream (Assos から出てる、ちゃんとした自転車用のやつ) とか、オロナインとか使ってたのだ。Chamois cream は効くけど、入れ物が大きくて、荷物になるので持ってこなかった。それが祟ったというか。オロナインは持ってるんだが、こういう状況ではダメな感じです。
そこでこれ。見たことないやつだったし、あまり期待してなかったのですが、実によかった。粘り気がかなり強くて、何度か塗りながら走ってるうちに、すっかり平気になりました。チューブのやつなら小さいし、今度から泊まりがけでチャリ旅に出るときには、必ずもって行こうと思う。
それから、中川村で見かけた、スーパーリアル案山子。
これ、どこかで風船売ってるのかな。
遠くから見たときは、本当に人がぶらさがってるのかと思って、かなりぎょっとした。
中央構造線サイクリング大会 ’09 (その2)
朝。
脚の疲労は抜けた感じ。
ここの宿には猫がいます。黒猫で、毛が長くて、非常にかわいい。
でも気が強くて抱かせてくれないんだそうだ。
朝ご飯にお餅をいただいた。お米から手作りで、臼で搗いたんだそうで。おいしい。いいなぁ…
のんびりご飯を食べていたら、受付に遅刻しそうになった。
宿はけっこう北の方にあるので、スタートまではけっこう遠いのだ。
村長さんと、大鹿の飛脚さんと、うしろのお姉さんは、大鹿村の「桜の女王」だそうだ。
今日はいい天気。いきますよー。
調子に乗って序盤からアタック。登りに入る手前で先頭から2番目に出てみる、が、それ以上ペースは上がらず、結局4番手で登りにかかって、そのまま最初の給水所。ここまでの登りがきつかった。給水所でちょっとだらだらしてたら、地蔵峠では15番目くらいになっちまったよ。
しかし、ここが頂上じゃない訳で、まだ登る。
最高地点で写真をとってたら、みんな行ってしまった!!
分杭と地蔵と、どっちがきついですか、と、よく聞かれますが、ええとね、どっちもです (笑)。でも、地蔵の下りの途中からしらびそまで上がる人もいるよね。時間があれば行ってみたいなあ (完全に坂バカ的発言だ)。
下りのチェックポイントでみんなに追いつく。国道に入ったところで、僕のいた集団がスイッチオン!
猛烈なペースで下ります。下りなのに、先頭引くのはかなりきついという (笑)。
昼食後、また同じようなメンバーで出発したのですが、40km/h 弱くらいでのんびり。そこで、ちょっとかき回してやるか、と前へ出たわけです。
しばらくぶっとばして、まさか後ろについてきてないだろ、と思って振り返ったら全員ついてきてる (爆)。僕はもう無理です。先へいってください。だって、水筒も空だし。きついよー。
昼食からゴールまではたいした距離でないので、助かった。しかし、僕の自転車はメーターが調子悪くて、残りの距離とか全然わからない状況だったので、アタックとかするには圧倒的不利だった。楽しく走るには、いろんな数字は見えないくらいのほうがいいんだけど、距離くらいはわからないとねー。
で、ゴール。
みなさん飯田まで自走でお帰り (!!!!!) とのことで、僕はここで別れて、wani さんに案内してもらいながら平岡駅まで。水筒空のままで、脚も売り切れ寸前で、かなりきつかったす。最後、平岡の市街地に入って危うくちぎれるところだった (笑) ものの、駅が近かったので助かった。
しかし、この、川沿いに平岡へ出る道はかなーりきれいだった。今度またこようと思う。
平岡駅についたら輪行袋に詰めている人がほかにもふたりいらっしゃって、4人で駅の上の温泉につかって、13:30 の電車に乗って帰る。
久々に天竜峡。
wani さんは途中で降りてゆかれました。おつかれさまでした!!
しかし、平岡で電車に乗った直後からすごい雨で。
途中で雨が上がったので、飯島でごはんたべようかなー、と思って途中下車したら、飯島食堂はお休みで、天竜軒はまだ準備中だった。それで、ヤナギヤさんのカフェにいってみた。そういえばここ、はじめてだな。
お店のおばあさんやご主人といろいろ話しながら、コーヒーとシュークリームをいただいた。おいしかったです。ごちそうさまー。
17時過ぎの電車で飯島発。岡谷から特急で帰京。
またくるぜー。
中央構造線サイクリング大会 ’09 (その1)
さて、いい加減本編に突入します。
相変わらず走っているときの写真はありません。そんな余裕ないし、止まったら二度と走れないような気がしたから (笑)。
朝起きると、天気が怪しい…
ご飯をいただいていたら、すごい降ってきたけど、すぐ止んだりして、なんだか不穏な天気。Weather News のいろいろなのを見ていると、どうやら通り雨が何回かきそう。
で、雨が止んだ隙をついて飯島駅へ。10分くらいでパッキングして、電車に乗って沢渡へ。
輪行袋を持っている人が他にもいて、やっぱり沢渡で降りたので、声をかけて一緒に行くことにする。道が不安だったしね。空は晴れてきた。いい感じだぜー。
三峰川のサイクリング道路をずがーっと上がって、途中から高遠への道に入る。
コンビニで去年一緒に走った人たちと会う。うおー、テンション上がってきたぜ!!
しかし、集合時間が去年より早くなったらしくて、誰かが「あと10分で受け付け終わっちゃうよ」と言い出す。ここに10人以上いるって、やばいし (笑)。
そんなわけで152号へ出て、一気に飛ばす。始まる前から全開ですよ。
高遠城址公園の駐車場について、受付と検車をささっとすませる。検車はこっちの自転車屋さんがやってくださっており、僕の自転車のフレームは非常に怪しいので、珍しがられた。
市長さんのご挨拶。伊那市の市長さんはびしっとしており、非常にかっこいい。
参加者が減った気がするなあ。それでも150人くらいかしら。
開会式は快晴だったけど、遠くで雷鳴がしており、ちょっと心配だった。
安全宣言。選手宣誓みたいなものですね。
今日の伊那市の飛脚さん。大鹿・飯田への親書を携えて走ります。ハッピかっこいいんだけど、見た通りすごく暑いですよ、とあとで話したときに笑ってた。
花火があがるとスタート。
今年もここで遊んでしまい、すっかり後ろの方からのスタート。
で、すっかり後ろのほうからだったので、最初の、城址公園の登りからいきなり全開です。高遠市街ではあちこちに市民のみなさまが応援に出てくださって、手を振られたり振りかえしたり。別に僕らはプロの選手じゃないのに、うれしいね。
市街地を抜けると強烈な向かい風。わりとすぐに美和ダム。
しまった、ダムの写真とりわすれたよ。水が緑色で、とってもきれいでした。
しかし、先頭グループとの差を詰めたいので、誰かの後ろについたりはせずに孤独な一人旅。ときどき誰かに追いついて、ちょっと話して、それからまた前に出て、を繰り返す。「これじゃ峠が始まる前に脚が売り切れちゃいますよ」と、誰もが愚痴る、が、しょうがないよね。そして、行く先の空が真っ暗…
ダム沿いの平坦コースが第2チェックポイントで終了。ちょっと先の農協の自動販売機で水を買ったりしているうちに、いろんな人に追い抜かれる。ちぇー。
分杭峠登り。わりと調子よかった。ぐいぐい抜きまくる、というのは半分嘘だが、基本的にそれなりに速いペースで登れたと思う。頂上手前の給水所までは…
ここの給水所があるところは、実はものすごい勾配で、バイクシューズだと、ふつうに立っているのもけっこう怖いくらい。そんなところをチャリで上がるわけで、みんなアホですね。ふふ。
このあとはかなりきつかった。が、足つきはなし。頂上到着は15番目くらいかな。
お昼はキュウリと、おにぎりに豚汁。暑くて死にそうなのに、豚汁がおいしくてたまらない!
キュウリは食べるより、一緒にプールにつかりたかった…
ぐだぐだしているうちに、飛脚さん到着。
親書には受渡しのときに、立会人が署名する欄があって、そこに名前を書かせていただくことに。実は去年も書かせていただけたんですよ。いえーい。
僕らがのんびりしている間に、大鹿の飛脚の方がいらっしゃって、先に出発してゆかれました。ママチャリで分杭の下りは… 怖いだろうなあ…
早く宿に着きすぎてもやることないしね、ということでみんなでのんびりしてたのですが、いよいよ雲行きが怪しくなってきたので、下りへ。汗でも雨でも、おなかが冷えるのは嫌なので、おなかにタオルを一枚入れる。
そして、いよいよ雨。大粒。うおー、道が川になってます。道、といっても峠の下りなので、ヘアピンカーブとかあるわけで、非常に怖い。しかし、Michelin Pro3 Race のグリップは万全で、7800 Dura のブレーキパッド (R55C3) は、雨天とは思えないほど効く 。これは心強いかったが、それでも雨は雨。けっこう慎重に下った、と思う。
雨があがったところで、ディスクブレーキつきの MTB の人に追いつかれた。「雨でもちゃんと効くんですよね、それ」「そうですよー」うおー、いいなあ。しかし、俺はロードレーサー主義者なのです。MTB には乗らないもんね。
雨が上がるとすごい晴れ。大鹿は V 字型の深い谷にある村で、最高にきれいだ。センターラインのある立派な道路になる頃には路面もすっかりドライになり、60km/h くらいでぐいぐい進み、村の中心部を駆け抜けて、中央構造線博物館で最後のチェックポイント、そしてゴール。
すごい晴れです。でも、靴の中はぐっしょり (笑)。
どうやったら乾くかなー、と思って、とりあえず裸足になってみた。
みんなを待っている、1時間弱のあいだに、靴も靴下もわりと快適な感じに乾いたよ。
僕のフレームは BB ハンガーのところに水抜きの穴があいてないのだが、リアエンドにはシートステイにもチェーンステーにも穴があいており、自転車を立てたらそこからかなり水がでてきた (笑)。そうか、雨の中走ったあとはこうすりゃいいんだな。
宿は去年と同じ、「あたらしや」さん。
桃をいただいて (手で皮をむいて食べるのだ。おいしかった!!)、お風呂をいただいて、そうこうしているうちに明日は塩見岳、それから南アルプス縦走、という3人組の登山パーティーが到着。昨日から泊まっているという常連さんも加わって、5人で夕食。宿のご夫妻が畑で作った野菜やお米をおいしくいただいて (味噌醤油も自家製!)、いろんな話が出て、夜が更ける。いい宿です。
昨日の自転車
昨日のこと。
仕事の前に、funa さんが買った自転車がいろいろ変だというので、自宅で診ることに。
とりあえず丸子橋までピックアップにいったりする。
往路の多摩川は全力疾走。二子あたりの低速セクションとか、追い越し・すれ違い以外は向かい風で 35km/h キープですよ。心拍は 184-186 くらいで全然下がらず、15km, 35分間の平均心拍が171です (笑)。最高心拍は 189だった。
僕の心拍計にはTraining effectというゲージがついてるのですが、35分で目盛りを振り切って、最大の5.0まで行ってしまった。あほです。ちなみに、5.0 までいくと、「確実に有酸素運動能力が強化できるけど、あんまりやりすぎるとオーバートレーニングになる」だそうです。ほんとかな。俺、まだ行ける気がするんだけど。
しかし、いわゆる、「潜在能力の残り7割」の領域に踏み込んだのは確実で、平地しか走ってないのに今日は階段がきついという状態。
今週はすこし休みがとれるので山も行きたいし、ムチャはこのへんにしとくか。
40.45km at 23.4km/h (1:43:32) odo 6638km
中央構造線サイクリング大会 ’09 (その0.9)
そんなこんなで、自転車のオーバーホール作業がぎりぎりまでかかってしまい、組み上がったのは出発の3日前。
多摩川で、片道 15km くらいの平坦路を全速力で往復する、という練習を二日続けてみた。
練習というか、調子見というか。まあ、それで、調子はまあまあ。
大会は土日なので、金曜に現地入りすることにして、金曜の昼前に家を出る。前日荷物のパッキングで手間取ってしまい、寝坊した (しかも、着替えの計算を間違って、荷物が多くなってしまった)。駅前で車輪を外して、自転車を輪行袋に納める。
八王子の駅でお昼ご飯を食べて、「あずさ」で一路岡谷へ。
小淵沢を出て、甲信国境を過ぎると、いよいよ、という感じがしてくる。
八王子から岡谷まで2時間、岡谷から飯島まで1時間半。
去年は飯田線の車内で輪行袋を持った同志と会ったのだけれど、今年は誰もいない。
17時頃、飯島駅に到着して、自転車を組み立てる。
ここの駅前は広くて静かで、すぐそこに中央アルプスが見えて、好きだ。
宿はいつものホテル陣屋さん。
チェックインして荷物を部屋に放り込み、ボトルにドリンクを詰めてすぐに出発。
153号を北上して田切の交差点から天龍川まで一気に下る。ここの道は大好きだ。
天龍川を渡ったら、県道18号を日曽利橋まで南下して、飯島駅までの県道を上がる。ここは、最初が強烈な上りで、後半はそれほどでもない。一本目は8分くらい。途中で、学校帰りの中学生の男の子に大きな声で挨拶される。息が苦しいけれど、こちらも挨拶する。気持ちいいね。
日曽利橋から飯島駅までを3セット。30秒くらいずつタイムを縮め、こりゃいいね、という感じ。しばらく坂らしい坂は走っていなかったけれど、ちゃんと上り方は覚えている模様。しかし、小雨が降ったりしはじめたので、撤収して駅前の飯島食堂。いつものチャーハンラーメンのセットを食べながら、近くにいたおじさんと話し込む。
しばらくのんびりして宿に戻ると、大雨。軒下で変速機の調整をしたりして、それからとなりのコインランドリーで洗濯、早めに就寝。