Tour de France で、こんなにワクワクするのは何年ぶりだろう。
昨日の Lance Armstrong のタイムトライアルがすごかったとか (本当に一度引退したのかよ、という感じだった) 、昔 Tour of Japan で応援した日本人選手が出てるとか、なんか、ドキドキする理由がありすぎる。
なんというか、アレだ。以前にも何度か書いたことがあるが、「メッセンジャー」という映画で、SMAP のくさなぎ君が、「はじめて自転車に乗れたとき、すごくうれしくて、俺は自転車に乗れたらできないことなんて何一つないと思ったんだ。… 今だってそうだ」という意味のことを言うシーンがあるんだけど、つまり、Lance の復活にしても、日本人の出場にしても、そういうことだ。
今中大介の次はいつ、誰が行くんだろう、と思っていたら、
いきなり若手が二人も出場して、
完走して、
ステージ優勝して、
そしていつか、パリで黄色いジャージを着るんだ。
どうやら、Cyclist という人種は、
チャリに乗ってさえいれば、それだけで夢を見られるらしい。
今日は大学に、研究室の後輩が遊びにきた。
彼は僕にとっては自転車の師匠なのだけれど、残念ながら膝を壊してしまい、今は奥様とふたりでのんびり自転車に乗っておられる模様。
僕はもし、膝を壊したら、けっこう深い絶望にたたき込まれるような気がするけど、ロードレーサーに乗れなくなっても自転車に乗り続ける、というのは素敵だと思う。
学生時代にさんざん無茶をした自転車仲間で、まだ無傷なのは僕だけになってしまって、ここはひとつ、がんばって表彰台のひとつもとらなきゃいけないのかな、と思ったり。
相変わらず忙しいけど、なんとか自転車のメンテナンスを終わらせて、
月末の中央構造線サイクリング大会に向けてトレーニングしないとな。
さて、仕事が終わったので、Hub @ 吉祥寺に寄って、ツール観て帰ります!
追記
終電で帰ったら、なんと新城がステージ 5 位! すごいよ!!
Yukiya Arashiro: stage 5th, overall 127th (2m07s)
Fumiyuki Beppu: stage 35th, overall 173th (2m52s)
総合はまだそれほどタイム差が開いていないのでアレですが、ステージ成績では日本勢、かなりいい感じですね!! 明日もがんばれ!!!
月: 2009年7月
PD-7800 overhaul
やっと専用のスパナが手に入った (よく考えたら、普通の 20mm のでいけたかもしれん) ので、ペダルを分解してグリスを詰め直すことにした。
しかし、今のチャリを組んでから 3 年目に突入しており (それでいて 6600km ちょいしか乗ってないんだ。情けない)、ペダルはなかなか外れない。しかも、Dura-Ace のペダルというのは普通のペダルレンチではなくて、8mm の六角レンチで外すわけで、それほど長いのを持っていなくて、難儀した。結局、ペダルの付け根に両側からオイルを垂らして一日放置してみたら、無事に外れた。
それで、いよいよペダルを分解するわけだが、Ultegra 以下のペダルは、ロックリングに回す向きが書いてあるけれど、これは書いてない。シマノのページにある分解図面 を見ても同じで、どこにも説明がないのだが、ペダルをクランクから取り外す向きと同じ方向に回転させればいいんだということに気づいた。そんなに固くなかった。
中は非常に凝った作りになっており、かつ、驚異的な精度で組み立てられており、全然グリスが汚れてなかった (普通は、水が入ったりして、微妙にサビ色に汚れているものなのだ)。これなら、このままネジ締めて戻してもいいよなー、と思ったのだが、せっかくなので一応グリスを取り除いて脱脂して、詰め直すところまで行く方針。しかし、シャフト先端の、ペダル本体の奥の方に入っているニードルベアリングとボールベアリングを取り出すには、スナップリングプライヤという工具が必要になる模様。そんなの持ってないので、買いにいかなきゃな。
あと、カンパのハブをばらすには、5mm の六角レンチが 2 本必要であり、家の共用工具箱に入っているような精度の悪い奴は使いたくないので、もう一本買いに行かなければならない。最近異常な忙しさで、ずっと研究室にいるような状態なので、職場の近所に工具屋さんがあればいいんだけどな。ないか。
乳酸菌
名古屋市立大の三浦先生のページ: 乳酸発酵菌講義
生活に関わりのある乳酸菌についていろいろまとめられており、便利。
NCBI に行けば、けっこう配列も揃っている。
TdF! TdF!!
仕事はちっとも片付かないが、
それでもツールはやってくる。
もうすこし、頑張ってみるか。
Grand Depart まで、あと2日!
5万円チャリ
専用設計なチャリで、子供2人乗せの3人乗車が解禁だそうです。
お値段は5万5千からだって。で、mixi とかで、「高すぎ」とか騒いでるのな。
だってこれって、単に頑丈なだけじゃなくて、
重心位置とかちゃんと考えて、子供ふたり乗せても、
まっすぐ走れるようにがんばって設計しているんでしょう?
僕は自転車というのは命を預けるものだと思っているし、
ましてやそれが自分の子供のためなら、高いとは思わないけどな…
だいたい、本当にいい実用車というのは、十年とかそれ以上の長い間乗れるものだし (警察とか、新聞屋さんのとか)、それなら子供が大きくなったら、買い物用に使えばいいわけだし。子供二人乗せられるんだから、荷物乗せてもちゃんと走るでしょ。
まあ、子供だけにヘルメットかぶせてる人たちには、
チャリ乗ってたら死ぬかもしれない、という意識はないのかもね。