あまり政治のことは書かないようにしているのだけれど。
長崎のホテルで、NHK スペシャルの、アメリカ従軍カメラマンの見た長崎、という番組の再放送をみた。
Joe O’Donnell という、米軍の写真班の人が被爆直後の長崎を撮影し、それを思い出したくなくて写真をトランクにいれて封印するが、ふとしたきっかけでそれを取り出し、公開して核廃絶を訴える運動に身を投じた、という話 (ものすごく短くまとめれば、ね) 。
ちょうどさっき、長崎大学から戻る途中、原爆公園の脇を歩いてきた後だけに、衝撃的だった。
僕は、広島も長崎も、もちろん東京も、復興した現代の街並みしか知らないけれど、でも、戦争というのは紛れもなくここで起きたことであって、自分達自身が繰り返さないようにしなければいけないことなのだ、と、改めて思った。
どうか、繰り返さないで。
Memo: MySpace にある、O’Donnell さんの息子さんの web サイト。