ちゃんと DVD 観てなかったのを、通勤中に iPod で改めて見直した。
緻密に組み立てられたレース展開が、実にリアルでいい。
マンガとかアニメにありがちな、無理な展開があまりなくて、
本当にレースの中継観てるみたいだった。
宇都宮の、Japan Cup のコースも一度走りに行きたいなあ、と、そう思う。
サポートのボランティアの女の子のひたむきさとか、
心が折れそうになるチームメイトを支える主人公の心遣いとか、
何よりも、日本の風景のなかを疾走する選手たちの姿とか、
そんなものを観て、電車の中なのに、何度も泣きそうになった。
僕は野球が好き。
ピッチャーがボールを投げる瞬間から急激に高まるテンションが、とても好き。
サッカーは、ずっと観ていないと展開が読めないので、ちょっと苦手。
もちろん、地元の FC Tokyo 東京が勝てば、それは嬉しいけど。
自転車レースは、両方に似ていると思う。
ずっと観ていればサッカーと同じ。
周回コースの沿道で応援したり、テレビを時々みていれば、野球と同じ。
自分のペースで楽しめるスポーツで、それに何よりも選手との距離が近い。
応援にいけば、目の前を彼らが駆け抜けていくし、
ちょっと貯金すれば、彼らと同じ自転車に乗ることだってできる。
日本でももっと、ロードレースがメジャーな競技になるといいな。
福島兄弟や、別府選手や、そんな若手がシャンゼリゼを駆け抜ける姿を想像するだけで泣けてしまうのは、僕だけじゃないと思う。
でも、とにかく、何より俺が、上りの走りを鍛え直さないとな!