新潟駅から会津大学まで、国道49号線を延々と走ってきた。
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前半は概ね阿賀野川沿いで、新潟あたりの平野を走るうちは平坦コースなのだが、強烈な向かい風に体力を削がれる。国道49号だと遠回りになる部分があって、川沿いの県道でショートカットしたのだが、ここは余計に風が強くて、参った。しかし、大型車も少なくて、ずっと田んぼの間でのんびりした雰囲気で、いい感じだったよ。
磐越道と出会うあたりから49号に戻ると、じわじわ上りがはじまり、向かい風との相乗効果でかなりきつい。勾配はそれほどでもないのだが、最近ずっとサボっていたツケが回ってきたのかもしれない…
三川まで上り坂。落石避けのトンネルを必死に抜けると平坦で、津川まで 10km、川沿い。阿賀野川はとんでもなく川幅が広く、絶景。津川には漕艇場があって、昔は川港として栄えたそうだ。
55km も走ったし、しばらく山が続きそうなので、津川のバス停で一休み。「きつねの嫁入り屋敷」なんかもあった。保育園に行く子供たちや、お母さん、おばあちゃんたちが話しかけてきた。自転車で新潟から会津まで行くなんて!という感じ。津川は街並みも渋い感じだし、景色もきれいでいいところだ。また来てみようと思った。
津川から西会津まで15kmくらいの間に、峠ふたつコンボ。非常にしんどい。峠のてっぺんにはトンネルがある、というのが新しい道の定番で (古い道の場合は、よほどのことがないかぎりトンネルなしで山を越える。天城峠とか笹子峠の旧道はてっぺんにトンネルがあるが、まあ、これは昔から大きな街道だったからね)、これが見えるまでがとにかく辛い。いつおわるかわからない上りが延々と続くわけで。コーナーを抜ける度にこれで終わりか? と期待しては裏切られる、その繰り返し。今回は荷物もかなり多かったので辛くて、景色を楽しむほどの余裕は全然ない。幹線道路で交通量も多いしね。
トンネルは、中に水が溜まると困るので、大抵入り口が上りで出口が下りになっており、道幅も狭いので交通量が多いと前半は必死。とにかく怖い。まあ、テールライトつけてるし、勾配もそれまでの峠道よりはずっと緩いので、スピードもけっこう乗るから大丈夫ですが。
西会津の道の駅で休憩。オートバイで旅行中のおじさんとちょっと話す。まだ峠があるよー、といわれた… オートバイはいいよなあ。楽だもんなあ。会津若松からきて、今日はこれから新潟へ出て、寺泊のあたりで泊るそうだ。明日は只見へ。いいね! 13 時が迫ってきているので、早めに出発。11:30 くらい。
会津坂下までの間に峠がふたつあるのだが、ひとつめの峠がかなりきつかった。途中で休もうとして右足攣ったし。ふたつめはトンネルでぶち抜かれており、楽勝。トンネルを抜けると会津坂下で、あとは平地なのだが、完全に脚が売りきれており、25km/h がやっと、というありさま。会津大には 13:10 くらいにたどり着き、なんとか最初の発表の途中から聴くことができた。
景色もよかったし、休憩している間に色々なひとと話せて楽しかったよ。
でも、今日はもう走りたくない…
111.97km @ 22.4km/h (4h59m18s) odo 4725.4km