Fluid Dynamics

お昼過ぎに入ったカフェでは、note PC の使用はご遠慮願っています、とのことだったので、流体力学初歩の本を読む。laptop 禁止の理由はよくわからんですが、まあ、読まなきゃいけない本を読む理由になったから、それはそれでいい。紅茶専門店で、非常においしかった。
流体力学というのはちゃんと勉強したことがないので、ものすごく手強い印象をもっていたのだけれど、ざっと読んだ感じでは、古典力学の運動方程式その他に圧力や密度という概念を導入していけば、理解できなくもない感じ。超音速流なんかには、かなり恐怖感をもっていたのだけれど、ちゃんときれいな式で亜音速流とつながることがわかって、わりと安心した。もっとも、粘性流体になるとどうなるのかとか、そのへんはちゃんとやっていないので、まだ理解が全然足りない感じだけれど。
むかし初等物理を習ったときの、微分方程式が自分の住んでいる世界の現象として「見えて」くるときの感動がここにもあるなー、と思った。一度ざっと読んでから、次はちゃんとノートをとりながら読もう。
なんでこんなことをやっているのかというと、実はとある方から CFD マシンを作りませんか、という共同研究の相談をいただいているからなのです。計算機屋というのは、いろいろな世界の人たちと関わりがもてて楽しいね。生物も流体も、それぞれしっかり勉強しなければいけないけれど。
できれば、僕が生きているうちに、もういちど日本製の旅客機を飛ばしたい、というのが最終的な野望。

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