いってきた。南信の、大鹿村にある。
小渋湖の脇をがーっと回って、R152 を南下。
前庭に、石の標本が並んでいて面白い。
中央構造線と静岡糸魚川ラインを同じだと勘違いしてたことが判明。
ちゃんと地質学のプロの方がいらっしゃって、丁寧に説明していただいた。
日本列島の形成のメカニズムだとか、いつごろ飛騨・木曽・赤石の山脈ができた、とか、
それをどうやって推測するか、とか、そんなことを伺った。
赤石山脈は、現在日本列島でもっとも急速に隆起しているところだそうで、
天竜川から東側がぐぐぐぐっと上がっているのが確認されているとか、
あとは、平野部というのはやっぱり沈降していくところだとか。
非常に面白い。
なんというか、こう、シリコンの板の上の回路をいじくってるよりも、
地面を掘ったり石を拾ったりするほうが、夢があってよいね。
100万年くらいすると、日本列島の形は全然変わっちゃうのかも。
だが、そういう変化が生きているうちに起きたりするとそりゃもう大変なわけで。
となりに民俗資料館があって、そっちもよかった。
機織り体験とかできる模様。大鹿歌舞伎の展示もちゃんとあった。
大鹿とか、秋葉街道沿いは、そのうちゆっくり来たい。
自転車でいけるかな?