Design Gaia 2010, Day 3

[データを直接回路化したパターン認識装置の消費電力評価]
kernel法を使って確率密度関数でやる。かっこいい。
(メモとったのだけど、消してしまいました。。。)
[電力を再構成可能なFlex Power FPGAの低電力プロセスによる試作と評価]
static power は
– V5: 65%
– V6: 62%
– V7: 45%
くらい。
今回は低電力プロセスを使った Flex Power FPGA.
オフ電流の変化幅が大きい。high/low Vt 混在時のオフ電流削減効果の向上率が小さかった。
設計ツールはどうするの? → 配置配線のときに閾値をどうマッピングするかが問題。ツールは共同研究者が開発しております。
16ビットカウンタのどこがどれくらい電力を使ってるかという情報はある → ありません。
high/low Vt でスピードがかわるのとかはどう評価しているか → on 電流が減るのでそれでスピードが変わる。混在させた場合はそれを相殺できる。
[近磁界測定によるサイドチャネル評価実験]
暗号処理中の FPGA の電磁波チャネルからどのように情報が漏洩しているか?
放射電磁波のホットスポットは存在するか?
V5 に AES を載せて磁界測定。
まずは磁界強度マップを作る。それで、そこに磁界プローブを当てて測定。
ちゃんと10ラウンドの波形がみえる!
相関解析で鍵が破れてしまうことを確認した。
[ PCI-Expressに接続されたFPGAによる並列ループの効果的処理手法 ]
Impulse C を使って高位合成する人むけのやつ。
[確率密度関数の推定法とMIA成功率に関する一考察]
CPA: Correlation power analysis
MIA: 相互情報量
MIA でヒストグラム法、核密度推定法、最尤推定法。
CPA より少ない取得波形で鍵を導出しているが、波形数をふやしてもどうも収束しないっぽい。ビン幅やバンド幅をちょっと調整する必要があるかもしれません、とのこと。
[Performance Evaluation for PUF-based Authentication Systems with Shift Post-processing]
ふたたび堀さん。
物理的に複製不可能、というやつ。
39% の企業が、自社製品の偽物をみたことがある。
市場の 5% 前後の製品が偽物!? 特にチップが危ない。
biometrics な手法を用いてチップの個体識別。
False accept rate / false reject rate が問題。
ROC とか久しぶりにみたな・・・
[ TFT SRAMを用いた3D-FPGAの開発 ]
90nm CMOS + Cu9層まではふつうに作れる。そこに via を植えて、amorphous Si を載せて・・・普通にトランジスタを作る。位置あわせが重要。
TFT transistor の性能が問題。a-Si は mobility が低い。ライフタイムも。製造時に400度以上に持って行けないのもつらいよ。
でも configuration SRAM が逃げるのでだいぶチップが小さくなるし、いろいろプロセス上の制約があるけど所望の特性が得られている。量産時にはメタルマスクで作ったROMに置き換えることも考えられる。
FPGA だから読み出しの遅さがクリティカルパスになることはないと思うんだけど、リーク電流はどうでしょう (宇佐美先生) → 最終製品ではメタルにするので、そっちは問題ない。TFT のほうはまだ測っていないし、信頼性なんかでも不安が残るので出荷はまだ先かな。
FPGA のアーキテクチャは Xilinx 的なものですか (名古屋先生) → そうです。→ 写真で見えてる四角はなんでしょう → configuration SRAM のブロック? → 容量は? → 100k LUT で 22Mb かな。
[ Impulse Cを用いた車載向け低コスト顔向き認識システムのFPGAへの実装 ]
25fps 以上はいらない。とにかく低コストで。
TAT も短くしたいので、ImpulseC でやっている。
性能はまあまあだが Spartan3 には入らなかった模様。。。
インタフェイスのめんどくさいところを作るのを Impulse C に任せて中身の一部を HDL でごつっと書く、というやりかたもいいかな、と。
赤外線を使うのは画像処理にくらべてロバスト性が高く、コストが低いから。
[ FPGAによるデフォルト強度モデルの高速化 ]

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