那覇-知名

沖永良部島の知名というところで研究会があって、その前々日まで福岡だったので、那覇経由で行くことにした。鹿児島から沖永良部には JAC が飛んでいるのだけれど、福岡から鹿児島から出るのが面倒なのと、那覇からの第一航空のフライトは機体が BN-2 Islander だ。
福岡の学会を夕方で切り上げて、那覇には夜着いた。とりあえず洗濯。
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ホテルの乾燥機で空手の道着を乾かしちゃいけないらしい。琉球空手をやりにくる外国の人が多いのかしら?
翌朝は風が強くて心配だったけれど、時間に空港へ。
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まずは航空会社のカウンターで荷物を預ける。預け入れ荷物と、持ち込み手荷物+本人の重さを量られる。これで席を決めるのかな。
まだ集合時間までは時間があったので、となりの食堂でソーキそば。
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意外とさっぱりで、おいしゅうございました。集合時間になると、ストラップ付きのすてきな搭乗券が配られる。回収されちゃうんだけどね。
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座席が 2A ということはつまり、操縦席のすぐ後ろです。ひゃほー。
それで、駐車場の一角にとめてあるマイクロバスへ案内される。バスに乗る前に保安検査があって、バスの座席は指定席。これは、飛行機に通路がないからで、ちゃんと順番に乗らないと乗れなくなるから、逆順にバスに乗せるわけ。
バスは那覇空港の中をぐるーっと回ってエプロンへ。ILS とかのアンテナの前を通ったりして、これだけでもかなり面白かった。その間にテレビで安全設備の説明がある。機内にはモニタがないから。
飛行機のところまでは10分くらい。けっこうかかる。僕は一番前の席なので、乗るのは最後。
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乗ると、機長から飛行ルートとか救命胴衣とかの説明。エンジンが冷えててなかなかかからなかった (笑)。
飛行機が小さいので、誘導路から見る大型機は大迫力!
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滑走路に出て離陸の許可が下り、スロットルを前に押し込むとあっという間に浮く。なんというか、乗用車がそのまま空を飛ぶような感じで、ちょっと怖かった。
高度が低いのと、非与圧キャビンの窓は大きいのとで、景色がすごい。晴れていたら気持ちいいだろうな−。
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途中でマリックスラインのフェリーを追い越し、
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与論島の上を飛んで、
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いよいよ沖永良部島がみえてくる。
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横風がすごいので、このままの角度でアプローチします。機長のお手並み拝見。
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着陸はじつに見事だった。すごい。
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風の強い日でだいぶ揺れたけど、前の席はこんな感じに計器が見えるので、全然怖くないという特典が。沖永良部では一旦全員降りて、徳之島へ行く人はもう一度乗ります。
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空港と知名は、ちょうど島の東の端と西の端なのだけれど、小さな島なのでバスで50分くらい。タクシーならもっと速いらしい。バスは少ないけれど、それでもけっこう走っており、急がなければ便利でした。
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旅先で乗るバスは、地元の言葉が聞けたりして非常に面白い。が、沖永良部の人たちの会話は全然ききとれませんでした。僕に話しかけてくるときはみなさん、標準語なのだけれどね。
(つづく)

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