ビジネス書

本をたくさん読みます。
まあ、職業柄、というのもあるけどね。
でも、論文とか専門書以上に文学書とかを読んでいる気がするよ。
で、今日は、いつもチェックしている web の日記のひとつ に、

打合せが終って東海道線で帰るところ。
「プレジデント」とかを真顔で読んでいる若い会社員が居る。
年収1800万の勉強術だそうだよ。 萎える。
電車ではこういう馬鹿を目のあたりにせねばならないところが辛いな。
この手の根拠無き上昇指向はカルトだな。

という記事がでてた。まったく同感です。
なんていうか、最近電車に乗ると、「こうすれば成功する」みたいな本の広告と、それを読んでいる人ばっかりなわけですが、なんだかね。つまんないよね。
年収が 1800 万あったら、私生活で充分な蓄えをしたとしても 1000 万くらい余裕で研究につぎこめるよなー、わけわかんないプロジェクトとか走らせて楽しいこといろいろできるよなー、とか思ってる時点で、そういう上昇志向の人たちから見ればアホなんでしょうが。
向上心のない人間はダメだと思いますが、
向上心がお金とか成功とか、研究者でいうと論文の本数とか、
そういう、誰にでも見える方向を向いているうちはダメだと思うのです。

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