沿線障害物点検

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京王線に乗ろうとしたら、「沿線障害物点検のため区間運休中」とのこと。
代行バスが出ている、とのことだったが、現場の案内の人によると混んでいて乗れないから歩いたほうが早いかも、とのこと。結局、動いている駅までは10分か20分くらいで歩けるので、旅行でこっちにきていて困っていた人を案内しがてら、歩いたのだが。
沿線障害物、というから、木とかなにか、背の高いものが倒れて線路をふさいだりしたのかなー、と思ったら、あとで asahi.com をみると、近所で不発弾が出たのだそうだ。
僕の住んでいる調布は、いまでも空港や JAXA があるけど、昔はそれが陸軍の飛行場や中島飛行機なんかで、首都防衛の戦闘機の基地だったりしたわけで、当然軍事施設として空襲の標的だった。うちのあたりは一面の田んぼだったわけだけれど、そういうところに落ちた爆弾のいくつかは不発弾として深く沈んでしまったりなんかして、そのままいまでも埋まっていたりするみたいだ。
この国は一見平和だし、戦争とは関係ないような気がしているけど、戦争の傷跡は僕らの足下にだって眠っている。

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